【会見文字起こし&動画】北海道次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 すぎやま えみこ(札幌市(西区))、高井たかし幹事長 / 2023年3月15日 札幌市内

高井たかし幹事長:
はい。時間になりましたので、ただ今より、れいわ新選組の記者会見、今日は北海道札幌市にやって参りましたけれども、お送りさせていただきました。皆さん、早朝からお集まりいただき、ありがとうございます。私はれいわ新選組で幹事長をしております、高井でございます。そして今日は札幌市議会議員選挙、西区選挙区から公認で立候補予定のすぎやま えみこと一緒に参りました。まずは私のほうから党全体の状況、あるいはこの北海道札幌の状況についてご説明申し上げ、その後、すぎやま えみこのほうから決意を述べさせていただき、最後に記者の皆さんからご質問を受けたいと思います。まず、れいわ新選組ですが、今、まもなく結党から4年になろうとしています。4年前に山本太郎がたった1人で立ち上げた政党でございますが、現在8名の国会議員を擁するまでになりました。おかげさまで国会でも予算委員会でも質問に立つことができ、あるいは本会議でも質問に立つことになりました。また、NHKの日曜討論でもですね、出演できることになりまして、これはすべて議席が増えたおかげなんですけれども。しかし、まだまだ8名では足りない。例えば予算委員会だと、もうたった4分で打ち切りとかですね。あと本会議も年2回、決まったときしか登壇できないんですね。これがやはり予算委員会でも一定の時間を確保し、そしてまた本会議でも常に登壇できるようになるためには、8議席をさらに増やしていかなければならない。れいわ新選組の政策、様々ありますけれども、消費税廃止、これを一番に訴えていますけれども。こういった政策もですね、れいわ新選組が訴え続けてきたからこそ今、他の野党もようやく追随してきた。しかしそれでも5%止まりであったり、あるいは時限的に行うとか、あるいは選挙のときに公約しておきながら、当時の代表が「やっぱりあれは間違いだった」なんてことを言ったりですね、本当にこういう中途半端な今の野党の中にあってですね、やはりこのれいわ新選組がその政策、際立った政策をしっかり訴え続け、そしてそれを実現していくためには国会議員の数をもっともっと増やしていかなければなりません。そのためにもこの地方議員を増やすということも極めて重要になります。特に、ここ北海道は国会議員が今、おりません。近々ある衆議院議員選挙でですね、何としてもこの北海道から1議席、最低でも1議席、国会議員を送り出していただく。そのために今回、北海道では5名の公認候補を擁立を致しました。札幌市西区選挙区では、すぎやま えみこさん。そしてその他、旭川、帯広、函館、そして滝川と、この5市から公認候補を擁立を致しますけれども、今日はすぎやま えみこさんに決意をこの後、述べていただきます。

それともう1つ、れいわ新選組がこの地方選挙に力を入れる、こちらのほうがむしろ私はメインの理由だと思っていますけれども。れいわ新選組の綱領にはこういう言葉があります。「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる。あなたに降りかかる不条理に対して、全力でその最前に立つ」と。あなた、つまり国民、市民の皆さん一人ひとりに寄り添った政策を実現をする。そしてその最前線に立つというのがれいわ新選組であります。市民の皆さんに、より身近な寄り添って政策を実行できるのは地方議員です。地方議員こそ、このれいわ新選組の綱領を政策を実現するために不可欠な存在であります。加えて、れいわ新選組の最大の特徴、長所はボランティアの皆さんの力です。これほどボランティアの皆さんの熱い気持ちとパワーと行動力、これを兼ね備えた政党は他にはありません。そのボランティアの皆さんと党本部を仲介する、その間に立って、党の、そしてボランティアさんの意思をお互い意思疎通する、交流する、その重要な役割を担う人が今までいませんでした。これを今回、100名以上の地方議員を擁立する予定です。現在もう94名。公認72名、推薦22名。94名が既に公認決定発表しております。この皆さんにですね、ぜひ支部長となっていただいて、この党とボランティアの皆さんとの仲介役、コミュニケーションのまさに連携を図る、その重要な役割を担っていただきたい、そんな思いでございます。そうした中で今日お邪魔したこの札幌市では、すぎやま えみこさんが西区選挙区から決意をしてくれました。前回、この札幌市西区は無投票なんですね。定数7に対して7人しか立候補していないという、そういう、これだけの大都市、札幌の政令市の市議会議員選挙、無投票。そんなのはおかしいと言って手を挙げてくれたのがこのすぎやま えみこさんです。党を挙げて全力でれいわ新選組全力でこのすぎやま えみこさんを応援をし、そして必ず勝利を勝ち取りたいと、そう決意をして今日やって参りました。それでは、すぎやま えみこさんご本人から決意を述べていただきます。お願いします。

すぎやま えみこ:
ありがとうございます。札幌市西区市議会議員候補のすぎやま えみこでございます。私は16歳のときに初めて車いす介助のボランティアを始めました。屋内から屋外に出たとき、小さな段差、そして傾斜がとても先を阻みます。ましてや、この北国、雪の上での介助はとても大変なものです。車いすで公共交通機関を利用する際、従事する職員の方の削減が進められ、お手伝いしていただく方がいないということで目の前に来た電車やバスに乗ることができない、それが今の札幌の公共交通機関の現状なのです。そのような現状の中で2030年札幌冬季オリンピック・パラリンピックの誘致を札幌市民の声に耳を傾けることなく、また納得できる理由を説明もないまま進められていることに私は大変憤りを感じております。世界から見てもG7で同性婚を認められていないのは日本だけと各国から東京五輪のときにも言われておりました。このような日本の現状、札幌の現状を世界に発信することになるのでしょうか。

また、私は約20年、非正規雇用労働者として15時間の労働、そして期間満了と都合よく人の使い捨て。理不尽な対応に不安定な雇用を経験して参りました。直近ではホームレスやDV被害に遭った方、家を失くした方の支援に従事して参りました。今、困っていない方でも、病気、怪我、高齢でいつ生活に困るかわかりません。現在、札幌市内の福祉サービスは相談までに時間がかかる。また、従事する方がいないということでサービスを断られる場合があります。最近でも私のほうに相談に来られる方がいるくらいです。さらに子どもたちの安全を守るため、犯罪や災害から自分の身を守る教育。また、性に関する教育が必要と考えております。ひとり親家庭、または同性カップルが子育てをできる環境整備、里親制度や子育て支援サービスの充実、さらに不妊治療に関わる負担の軽減を目指します。コロナ、物価高、ガソリン、電気代の高騰など、私たちで解決できる問題ではありません。今こそ行政が皆さんの生活の底上げをする支援が必要だと思っております。れいわ新選組の理念である「住まいは権利」「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる」政治に取り組んで参ります。市民が自分らしく生きる権利、したいことができる、夢を持てる未来に、そして、みんなに優しい社会に、札幌市政から変えていきます。札幌市西区市議会議員候補、すぎやま えみこをよろしくお願い致します。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。はい。それでは、ここからは記者の皆さんからのご質問をお受けしたいと思いますけれども、ご質問のある方お願いします。では、どうぞお願いします。

記者:
はい。お願い致します。4つほどあるんですけれども、プロフィールのほうから。16歳からボランティアをしていたと記載してありますけれども、何がきっかけで16歳からボランティアをされたんでしょうか。

すぎやま えみこ:
はい。ありがとうございます。私自身が夕張から出てきて、そして寮生活をし、札幌市民になったときに近所にお友達がいなかった。孤立、孤独を感じたというところから、新聞記事の募集を見てボランティアをはじめ、そして地域に札幌に障害を持った方が生活をしている、その現状を目の当たりにすることになりました。それ以来、30年以上、福祉の現場、または困窮者支援の現場、様々なお困り事を抱えた方々と接する機会がずっとございました。このような感じでよろしいでしょうか? 

記者:
あ、そしたら、2つ目なんですけれども。生活困窮者、またはDV被害者などの方の支援をされていたということですけれども、コロナ禍で増えたとか年齢層が変わったとか、そういうのはございますか? 

すぎやま えみこ:
はい。実際、札幌市の委託でしている事業所で働いてたものですから。条件で他のシェルターのほうに行かれる方もいらっしゃいました。私の身近に来られた方は、障害を持った方ですとか、あと若い方が多かった。家庭の環境で、元々、虐待に遭っていた、そのまま大きくなった、で、二十歳くらいになって家を出られるかもしれない、そのような若者も多く見受けられました。なので皆さんが、一般の方が思うような、おうちがなくて路上生活をしている方というよりはネットカフェで過ごしていた方、そういう方が多かったと思っております。

記者:
では、特にコロナが関係して増えたとか、そういうことは関係なく、常にいらっしゃったということですか? 

すぎやま えみこ:
はい。コロナというよりは非正規雇用者が多かったという実感がございます。

記者:
はい。3つ目の質問なんですけれども。プロフィールのほうに「バルーン戦隊ゴムレンジャー所属」と書かれていますけれども、活動地域とか、どのくらいの活動年数だったのか教えていただけますか? 

すぎやま えみこ:
はい。私が「バルーン戦隊ゴムレンジャー」に所属したのが12年前でございます。その前から、バルーン、風船でいろんなお花ですとか犬を作るとかはしていたんですけれども。その中でそういう団体があるということを周りから教えていただき、所属を致しました。コロナが始まる前までは、私、琴似地域のほうにいるんですけれども。そちらのほうで「琴似バルーンフェスティバル」というのを毎年、5年くらいしていたんですけれども。そのときに2日間、12月の第1土曜日、日曜日と、一番多いときで1万人の方が集まっていただいた大きなイベントをさせていただいております。また地域のお祭りですとかにも呼ばれることもあり、子どもたちとの交流をさせていただき、地域の行事を盛り上げるために活動して参りました。

記者:
はい。最後なんですけれども消防団員はどのくらいの期間、いつまで、又は現在もされているかどうか。お願いします。

すぎやま えみこ:
はい。同じく12年前より消防団のほうには入団しておりまして、現在も辞めることなく続けております。火事があったときには駆けつけたり、交通整備、または避難される方の誘導をさせていただいております。

記者:
ありがとうございました。以上です。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。詳しい質問をいただき、ありがとうございます。他の皆さん、いかがでしょうか。 

記者:
すいません、アウルメディアと申しますけれども。えっとですね、コロナが収束に向かってるということで、マスクも自由に外してくださいというような方向になっていると思います。5類になるということも決まっておりまして、これにあたって検査および治療に関しては自己負担ということになるわけなんですが、生活困窮者の中にはこの医療サービスをやはりなかなか受けたがらない、やっぱり、なかなか生活が大変なためにそれを避けてしまうという方もいらっしゃると思いますね。またその他に後遺症のために仕事ができなくなり、通常であれば問題がないのが生活困窮者になってしまう可能性もあると思うんですね。これに対して必要な行政サービスということなどは、どのように考えてますか? 

高井たかし幹事長:
はい。じゃ、ちょっとまず党としての考えと、すぎやまさんからもお答えいただきたいと思いますが。れいわ新選組としてはですね、やはり今、5類への引き下げというのはまだ時期早尚だとずっと訴えて参りました。今、まさにご指摘いただいた通り、5類になりますとですね、その医療費の問題であるとか、やはりその生活困窮者に対してなかなか厳しい状況になります。コロナはね、確かにもう昨日からですかね、マスクは任意ということになって、マスクについてはそれぞれのご判断だと思いますけれども。やはりまだいつ次のまた波が、第9波ってことなんですかね、これだって起こる可能性もありますし。また、コロナというのは変異しますので、またいつ突然流行がくるということは十分考えられるわけでありますから。やはり現状が少し罹患数が減ってるからといってですね、これを安心していてはいけない。その備えというのは常に対策を取っていかなきゃいけないということで。れいわ新選組では令和5年度の予算についてもですね、組み替え動議というのを提出致しましたけれども、そこにはしっかりこのコロナ対策費、特に医療の充実に関するものはですね、しっかり前年並みで確保すべきだということを要求をしております。この点についてはまだ国会で今後もですね、議論が続いていくと思いますので、しっかりれいわ新選組の主張は訴えていきたいと思っています。それでは、すぎやまさんからもどうぞ。

すぎやま えみこ:
実は困窮者支援をしておりまして、とても思うことは、やはり医療にかかるっていうこと自体がですね、やはりその費用を捻出するということ自体ができないということで、やはり行政がその場合、すぐに手を差し伸べられるようなシステムの構築、補助ですとか、医療単給という、生活保護の中にひとつあるんですけれども、それだけでも受けられるように、相談窓口ですとか、そういう充実を実現していきたいと思っております。よろしいでしょうか? 

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか? はい。それでは最後にそれぞれ決意を述べて、記者会見終わりたいと思いますが。繰り返しになりますけれども、本当にこの地方選挙、極めて重要な、れいわ新選組として100名規模の擁立をして、全員当選を目指して、今、全力で戦ってるとこでありますけれども。特にこの北海道、そして札幌市、重要だと思ってます。北海道はやはり国会議員、今いませんから、次の衆議院選挙ではですね、この北海道から何としても、複数擁立をして、そして当選を勝ち得たい。そのためにもやはり、その基盤となる地方議員、これは5名全員当選を果たしていかなければならない。そしてこの札幌、政令市、札幌で立候補してくれたということが非常に重要です。やはりこの札幌でですね、政令市は難しいんですね、選挙が。区ごとに選挙をやるので。定数が少ない、当選する数が少ないと、これはほとんど大政党で占められてしまうんです。都道府県議選と結構似たような構図になって、少数政党は非常に戦いにくい、厳しいです。しかしそんな状況にあってもですね、すぎやまさんは手を挙げてくれて、しかも無投票になりかけていた、この西区で無投票阻止するために手を挙げてくださった。このことは本当に大きい、しかもれいわの看板を背負って、れいわ公認で戦ってくださる。本当にありがたい、尊いことだと思っています。党を挙げて全力で、そして私も個人的には出身が北海道でございますので、何としてもですね、この北海道で議席を、特にこの札幌で1議席、政令市で1議席を勝ち取る、このために全力を尽くしたいということを、決意を申し上げさせていただきます。それでは、すぎやまさんからもお願いします。

すぎやま えみこ:
ありがとうございます。私は北海道で生まれ育ち、北海道が大好きです。北海道のれいわ新選組公認候補全員と一緒に北海道を盛り上げていきたいと思っております。市民の声に耳を傾ける市政、一人ひとりにやさしい心のバリアフリーの社会を目指し、転ばぬ先のすぎやま えみことして頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは、以上をもちまして、れいわ新選組の記者会見終わらせていただきます。どうも皆さん、早朝からありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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