【会見文字起こし&動画】千葉県 次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 わかさ ともひろ(柏市)、高井たかし幹事長 / 2023年7月11日 柏市役所

高井たかし幹事長:
はい。それでは1時となりましたので、今日は柏の市役所記者クラブお借りしましての、れいわ新選組の記者会見を始めさせていただきます。まずは幹事長であります私、高井のほうからお話をさせていただいて、その後、柏の市議会議員選挙に立候補予定のわかさ ともひろから決意を申し上げ、その後、記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。れいわ新選組でございますが、4年前にですね、代表の山本太郎がたった1人で立ち上げた政党でございますが、その年の参議院選挙で2議席。そしてその翌々年の衆議院選挙でですね、3議席。そしてさらにその翌年の参議院選挙で3議席ということで、現在8名の国会議員を擁する政党でございます。これまでは国政中心でございましたけれども、今回の統一地方選挙を機にですね、地方選挙にも力を入れていこうということで、現在50名の地方議員が所属をする政党になりました。今回ですね、この千葉県柏市の市議選、統一地方選挙からちょっとずれているわけですけれども、ここにですね、今回、わかさ ともひろ、今日一緒におります、わかさ ともひろをですね、公認を決定致しましたので皆さんにご紹介をさせていただきたいと思います。それではわかささん、決意をお願いします。

わかさ ともひろ:
ありがとうございます。皆さん、初めまして。れいわ新選組より柏市議会議員選挙に立候補します、わかさ ともひろです。私は現在、小学校3年生と5年生の娘がいるシングルファザーです。仕事と育児、家事を両立させるために仕事を減らしてなんとかやっておりますが、1人でいろいろ抱え込むには物理的に限界があると感じています。1人で頑張っている世の中のお父さん、お母さん、本当にすごいなと感じています。シングルファザーの立場になり、気づいたことを中心に4つの政策を考えています。まず1つ目、子育て政策です。ひとり親を含むすべての保護者を対象に保育料の完全無償化。学校給食費を中学生まで所得制限なしで完全無償化。医療費を高校生まで完全無償化にします。また、妊産婦さんやひとり親への支援、子ども食堂と寺子屋を融合させたコミュニティ作りも考えています。2つ目、ジェンダー政策です。パートナーシップ制度、ファミリーシップ制度の認知拡大、事実婚届、結婚届、好きな名前が付けられる〇〇届の新設をします。私自身、夫だからこうでなければならない、夫婦はこうあるべきなど、様々な固定観念に苦しめられてきました。多様性を大事にする社会を目指したいと考え、ジェンダー政策にも取り組んでいきたいと考えています。

3つ目、柏市政を誰よりもわかりやすく解説、翻訳します。私はわかりにくいことをわかりやすく説明するのが、伝えるのが得意です。様々なサービスや制度を調べたくても専門用語や回りくどい表現が多いのが現状です。そういった様々なわかりにくいことを、とことんわかりやすく発信したいと考えています。4つ目、演劇を用いて、コミュニケーション力、表現力を学べる場を作ります。演劇に携わっていた経験から、その手法やアプローチはコミュニケーション力を学べる絶好の機会だと考えています。表現することや、コミュニケーション力を学ぶことは、すべての方の人生を豊かにするきっかけにもなり得ると思います。そういったこれまでにない学びの場を作ることで、演劇や芸術をより身近に感じていただき、柏市の文化も盛り上げていきたいと考えています。私は、命や人の優しさ、そして、表現を大切にし、見た目や性別、立場や年齢にとらわれることなく、みんなが安心して当たり前に幸せになれる社会を作りたい、そういう社会でのびのびと子育てをしたい、それができるのはれいわ新選組だと信じ、立候補を決意しました。何があっても心配するな。何があっても大丈夫な柏市を作ることが私の強い願いです。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。千葉県ではですね、この他に、市川市と船橋市で既に統一地方選のときにれいわの公認の議員が誕生しております。そして、れいわ新選組の最大の特徴はですね、ボランティアの皆さん、市民の一人ひとりの皆さんに支えられている政党でありまして。この柏にもですね、今日も来てくださってますけど、柏勝手連というですね、大変力強い応援団がいて。しかも、このわかささんはですね、元々無所属で立候補しようと考えていたようなんですけれども、柏の勝手連の皆さんがですね、口説き落として、ぜひれいわでやらないかと言ってれいわの仲間に入っていただいた。元々、わかささん自身も、山本代表のYouTubeなどをずっと観ていただいて、れいわに対して大変な共感を持っていただいたようなので、まさにお互いがマッチングできてですね、今日こういった場に繋がってるということなので。ぜひ、れいわ新選組はですね、これからこの地方議員をどんどん増やしていって、そしてボランティアさんと党本部との架け橋役を担っていただきたいと。今、れいわ新選組は支部とか県連という組織がありません。これからそれに似たようなものを作っていこうと考えておりますけども。その中心的役割をですね、このわかささんにぜひ担っていただきたいと、そういうことでこの選挙を戦っていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。それでは、記者の皆さんからご質問をお願いします。あ、すいません。マイクで。すいません。

記者:
柏記者クラブ今月の幹事社、朝日新聞と申します。本日よろしくお願い致します。まず幹事長に1点、基本的なことからお伺いします。なぜ地方議員を増やそうとしたのか? 理由はぼんやり想像できるんですが。れいわ新選組さんとして、地方議員を増やす理由、増やさなくてはいけない理由を教えてください。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。ひとつはですね、今、申し上げました、ボランティアさんに支えられている政党でございますが、そのボランティアさんと党本部の連携が今まで必ずしもうまくいってない面もあった。そういったことの架け橋、仲介役になっていただきたいというのがひとつ。それとですね、併せて同じような話なんですけど、やはり、これかられいわ新選組の政策を実現していこうと思えばですね、やはり、どうしてもその国政で議席を増やしていかなければならない。国政選挙、近々衆議院選挙もあると言われてますが。この千葉県でもですね、もう既に現職のたがや(亮)議員がおりますけれども。それ以外にもですね、千葉県でぜひ候補者を擁立していきたいと考えておりまして。やはり、衆議院選挙を戦うにおいてもですね、地方議員の存在は大変重要であるということ。それともうひとつ、いつも説明してるんですけれども、忘れてならないのは、れいわ新選組の政策というのはですね、本当に困った、苦しんでる、生活に苦しんでいる、あるいはいろんなことで悩みを抱えている、そういった方々に寄り添う政策ばかりでございます。それを実際に実現しようと思ったらですね、やっぱりこれは地方議員の方が、より身近で相談を受けられる。例えば「生活保護を受けたいんだけど、どうしたらいいんだ?」そんな話は、実は地方議員さんがぜひそういった窓口、相談役になってほしいと。れいわの政策を実現するにおいてもですね、地方議員の存在は極めて重要だと。大きくこの3つの理由からでございます。

記者:
ありがとうございます。候補者本人にお伺い致します。私たちの印象では、れいわ新選組は国政を中心に闘う政党というようなイメージを持っておりました。そういう中で、なぜれいわ新選組からなのか? 先ほど無所属で模索した中で、こちらの地方のボランティアの方に口説き落とされたという趣旨の幹事長のお話がありました。理由、きっかけを、いま一度、ご本人の言葉で教えていただけないでしょうか。 

わかさ ともひろ:
はい。ありがとうございます。まず私自身、無所属で立候補を決めて最初活動しておりました。で、その中でれいわ新選組はですね、山本太郎代表のYouTubeを観たりしてですね、すごくこう胸が熱くなっていて、存在自体は知っておりました。正直なところ、そんなに政治に興味があったわけでもなく。はい。で、どの政党がということに全く詳しくはなかったんですが。山本太郎代表、れいわ新選組が嘘がない、正直、本気だっていうところだけはずっと感じていまして。で、私自身もそれは本当に大事にして生きてきたっていうところがございます。そして、これからもそうありたいっていう風に思っておりました。そんな中で本当に偶然にも、れいわの勝手連の方と出会うことができて、それでもうぜひと思ってれいわ新選組でお願いしたいという風に私のほうからもお願いしたっていう経緯です。

記者:
幹事社からの代表質問の最後にします。候補者本人にお伺いします。今の経緯で元々地方議員選挙に出る予定があった中の先にれいわ新選組さんと結びついたのか。それとも日々の生活の中でれいわ新選組の方から声を掛けられて、それで立候補に結びついたのか。時系列を教えていただけますか。

わかさ ともひろ:
はい。ありがとうございます。元々最初は無所属で、私が市議会議員になってどんな方も安心して暮らせる社会を柏市からつくりたいという思いがあって活動しておりました。そのあと、れいわのほうと知り合ったというような経緯です。はい。

記者:
ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社の皆さん、どうぞ。

記者:
東京新聞と申しますが。幹事長にお聞きしたいんですが。この前の統一選から地方選に力を入れるとおっしゃったんですけれども、だいたいの線引きなんですが人口何万、何人規模の都市を中心に擁立を進めていく予定ですか? 

高井たかし幹事長:
はい。明確な基準を持ってるわけじゃなくてですね、先の統一地方選挙でも本当に町ですね、市ではない町議会で当選された方もいますし。あと大都市過ぎるとというかですね、政令指定都市になると区ごとに選挙があるもんですから、どうしてもその定数が少なくなって非常に苦しかった。統一地方選も前半戦は我々全くダメでして。で、後半戦では50議席取れたんですけど。しかし、全体の傾向を見るとやはり人口が多いというか定数が多いところですね。40とか50の定数があるところは通ってるんですね。市川市も船橋市もそうでした。そういう意味で言うと、この柏市、36? 36というのは非常にギリギリというか、当落がれいわの得票数と議席数で見るとですね、いい勝負になる選挙区でございまして、まさにこういうところで勝っていかないとれいわの党勢は拡大しないので、まさにこの柏の市議選というのは非常に重要な選挙であると考えています。

記者:
千葉日報です。今、50議席、50人くらいの地方議員がいるとおっしゃいましたっけ? それは約ですよね? ぴったり50? これ将来的に何人くらいを? 維新さんなんかは、でっかい数字出して結構それを成し遂げちゃってるようなところありますけれども。れいわさんとしてはそこら辺、何議席、いつくらいまでに何議席目指すとかそういうような数値目標ございますかね? はい。

高井たかし幹事長:
地方議員の数の目標。これも明確なものがあるわけじゃありませんし、あとはやっぱり一方で国政選挙でどれだけ議席を増やせるか。そこによって党の実は財政も大きく変わってきますので、そこ次第っていうとこもありますけれども。山本代表も国政でも倍増を目指すということも言ってますから。そういう意味で言うと国政で倍増すれば、次の地方選、4年後の統一地方選のときにはですね、やっぱり倍以上の地方議員を誕生させたいというのが明確な目標ではありませんけれども、そういった大きな方針になってくるのかなと思います。ぜひ、わかささんへの質問ないですか? よかったら。はい。ありがとうございます。

記者:
すいません。ご無礼を申し上げます。わかささん、丸い質問を無理やりするつもりないんですけども。演劇、舞台、なぜこういう道に進まれたんですか? 

わかさ ともひろ:
そうですね、当時、大蔵省に勤務していまして、今の、現財務省ですね。で、なんでしょうね、そのときそこにこのままいたら体を壊して税務署の現場に行ってこのまま終わってしまうのかなって思っていて。その時たまたま自分がやりたかった演劇っていうのをチャレンジしてみたくて退職しまして、芸名「大蔵 省(おおくらしょう)」ということで活動始めました。はい。

記者:
で、先ほど立候補の理由の中で、シングルファザーとしては、物理的に限界があるということをおっしゃいました。

わかさ ともひろ:
はい。

記者:
ぼんやり想像できますけれども、候補者本人としてはどういうところがやはりつらくて、今回立候補するにあたってどう改善したいのか、先ほどのと被りますけれども、いま一度教えてください。

わかさ ともひろ:
はい。ありがとうございます。一番やっぱりシングルファザーやってみて思うのは、見えない家事がすごく多いっていう。例えば足りなくなった洗剤を買いに行くとか、子どものゼッケン付けるとか、本当にカーテン1枚開けるとか、そういったのがもうずっともう押し寄せてくるんです、毎日。で、それが1人ですべてを抱え込んでしまうと、本当にもうどんどんどんどん自分がいっぱいいっぱいになってしまって。で、それが結果どうなるかというとイライラしてしまう。で、子どもたちにつらく当たってしまったりですとか、そういったのをすごく感じています。で、それはやはり自分がつらいから、しんどいから、あと不安があるとかね、そういったところがあるからこそ、つらく当たってしまう、大切にしたいものを大切にできないっていうところを感じましたんで。そういったのをまずは経済の面ですね、そういった保育料無償化とか、そういった政策を実現して、まずは経済的なところも楽にして、自分を楽にしてあげてほしいなという風に考えています。はい。

記者:
ついでじゃないんですけども、議員さんになられましたら、非常に多忙を極める状況が生まれると思います。2人のお子様を抱えて。すると、なかなか大変な状況が増えると思います。ややアンビバレンツな感じもしますが、ちょっとそれを心配なさる向きはいらっしゃるんじゃないかなと思うんですが、それはどうやって乗り越えていくんでしょうか? 

わかさ ともひろ:
ありがとうございます。その場合、例えばですね、今、家事代行サービスですとか、ベビーシッターとかですね、そういったサービスを受けることもできますし。私の場合は周りに頼る方もいます。元妻ですとか、もちろん家庭がありますからね、限界はありますけども、そういった頼れる人が私の場合はいるからなんとかやってこれているっていうのはあります。ただこれが誰も頼る人がいなかったとき、そんな人ってたくさんいると思うんですよ。そういった方を助けたいなっていうところもありまして。はい。私自身はいろいろみんなに頼りながらやっていきたいって思ってまして、そんな社会を作りたいなと思ってます。

記者:
込み入って恐縮です。柏に居住した理由、ちょっと前後して恐縮なんですが、なぜ柏だったんでしょうか。

わかさ ともひろ:
はい。元々結婚をきっかけに柏を選んだんですが。当時の妻と話して、ちょうどよく都会で、ちょうどよく田舎が自然があるところがいいなっていうので探していて、で、柏に辿り着いたっていうとこです。はい。

記者:
一住民として、柏市政はどう見えますか。

わかさ ともひろ:
そうですね。すごくサービスや支援っていうのは充実してると思ってます。はい。ただ、たくさんそういった支援があるのが本当に必要な人に届いているのかなっていう疑問もありまして。そこを私がわかりやすく、みんなに発信してですね、ぜひ柏市のいろんな制度をたくさん使っていただきたいなっていう風に考えてます。はい。それでいろんな声を聞かせて欲しいなっていう風に考えてます。はい。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:
ちょっと私もまた幹事長に恐縮なんですけれども。地方議員の数が50ということで、これ確認なんですが、これは先の統一地方選で市議、町議、村議合わせてってことですか?

高井たかし幹事長:
はい。まず50名は市議、町議ですね、はい。県議とか村議はいないです。はい。

記者:
この前の統一地方選で初めて地方議員が生まれたってことで? 

高井たかし幹事長:
ええ。実はですね、その前にも既に議員だった方が何名か入党していただいてる方がいますのと、統一地方選の後に当選した方もいるのでちょっと今、正確な内訳はないんですけど。大半がでも統一地方選で誕生した市議、町議ということになります。

その他いかがでしょうか。よろしいですか。はい。じゃ最後に一言ずつ、また決意を申し上げたいと思いますが。今のね、やりとりでも明らかな通り、本当にこのシングルファザーという自分の実体験、まさにれいわ新選組は当事者の方にぜひ立候補して欲しいと思ってるんですけども、そういった経験をされて、まさにそこで困ってる方をなんとかしたいということで立ち上がった方であります。それからもうひとつ、特徴はですね、財務省勤務、大蔵省勤務っていうのは、これ、れいわと財務省というのはまさに犬猿の仲というかですね、もう我々は消費税廃止、それから積極財政を財務省に何度も訴えてますけど、全くそれに応じないのが財務省。もう我々は何としても財務省もう解体しなきゃいけないくらいの思いでいますけども。まさにそこで働いた経験を持つ方にですね、れいわの一員になっていただくというのは、本当に貴重なことで。実は私も総務省の出身なんですけど。今回衆議院選挙にですね、他にも省庁出身の外務省出身の人とかですね、擁立する予定になってまして、まさにそういうれいわ新選組の新たな、まさに実務経験を持ったわかささんのような人にですね、ぜひ一員になってほしいなということで大変期待をして党を挙げて全力で応援したいと思っております。それでは最後わかささん、お願いします。

わかさ ともひろ:
ありがとうございます。今、感じているのは、やはり先ほども少しお話は出たんですけど、やっぱ1人で抱え込んでしまって、本当に周りが見えなくなってしんどく、イライラしてしまうっていうところが、そんな状況をまずはあなたご自身のことを楽にしてあげてほしいという風に考えております。その自分のしんどさ、不安をまずは取り除くことがまず先だと考えています。それが結果的に家族や子どもたちを大事にすることに繋がるという風に感じています。れいわ新選組は、何があっても心配するな。あなたが困る前にあなたが必要な公助がある。そんな社会を目指しています。私は柏市で、まずはそれを実現させたいと考えております。今日はありがとうございます。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
ありがとうございました。じゃ、以上で記者会見を終わります。ありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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