【会見文字起こし&動画】次期衆院選 公認候補予定者発表 奥田ふみよ(福岡3区・比例九州ブロック)、高井たかし幹事長 / 2023年8月30日 福岡県庁

高井たかし幹事長:
はい。今日は大勢の皆さん、集まっていただきましてありがとうございます。それではこれから福岡県庁さんをお借りしてのれいわ新選組の記者会見をさせていただきます。私は幹事長の高井たかしと申します。どうぞよろしくお願い致します。今日は次期衆議院選挙の福岡3区での立候補の公認決定を致しましたので、その公認決定者をご紹介したいと思います。それではどうぞ。はい。もうポスターでバレバレだったと思いますけど、奥田ふみよさん。昨年の参議院選挙にれいわ新選組公認で立候補してくれた方でございます。この福岡3区はですね、我々れいわ新選組としては大変重要な選挙区だと考えております。2年前の衆議院選挙はれいわ新選組はこの九州では福岡8区に大島九州男さんが立候補したのみでございましたけれども、この比例の九州ブロックで24万票余りを獲得致しまして。残念ながら1議席が届かなかったんですが、あと3万票あれば1議席到達したというのがこの九州ブロックでございますので、まずこの衆議院選挙ではですね、何としてもこの九州ブロックで必ず1議席は獲得をすると。そしてそのためには候補者を複数擁立をして戦っていくと。さらに加えて選挙区でも勝利を目指すと、そういう方針でおります。九州ブロックでは既に沖縄の4区で山川ひとしさんを公認決定しておりますけれども、それに続く2人目がこの福岡3区の奥田ふみよさんということになります。さらに福岡県内でももう数名、そして九州ブロックでも数名の立候補を今、準備中でございますが、今日はその決定を致しました、奥田ふみよさんをご紹介したいと思います。それでは奥田ふみよさんのほうから決意を述べていただきます。お願いします。

奥田ふみよ:
皆さん、こんにちは。私は次期衆院選の福岡3区より候補予定者となりました、れいわ新選組の奥田ふみよと申します。よろしくお願い致します。私は去年の参院選で福岡選挙区より初めて政治にチャレンジした3人のお母さんです。そして、ずっとピアノの先生をしていた者です。50人の子どもたちを教えるピアノの先生をずっとしていました。そしてですね、この参院選出馬、落選致しましたが1年経ちました。再び国政選挙に衆院選にチャレンジする理由は1年前と何ひとつ変わっておりません。目的はただひとつ。「子どもたちの命を守る」です。そのためにこの子どもたちの命を守るためにですね、私は大きく2つのことに向けて実現させていく思いでいます。まずひとつ目は、れいわ新選組の政策。特にですね、経済政策を実現させる必要性があると確信しているんです。で、ふたつ目は子どもたちの命を守るために、子どもたちの人権を守る社会に変えなきゃいけない。子どもたちが理不尽な人権侵害に毎日遭っている。ブラック校則という名前は社会問題になっているかと思いますが、私、奥田ふみよはカルト校則と呼んでおりますが、このカルト校則を全国一律で撤廃する必要性があると確信しています。

まずはひとつ目の、このれいわの政策の必要性についてちょっとお話しさせていただきますね。現代政治、今の与党政治というのは一体誰と、誰と対話をして政策を強行しているのか。これをみんなで考えてみたいなと思っています。一体誰でしょうと。これは紛れもなく利害関係のある大企業や資本家、そしてカルト認定を受けた宗教団体、そういう一派としか対話をしていません。ですから現代政治というのは腐りきってしまっています。腐っています。れいわ新選組の政策、綱領というのは、「日本を守る、とはあなたを守る」ということです。ということは、あなたの権利を守るために働く国政政党ですということなんです。それで、私は今日ですね、奥田ふみよのTikTokのアカウントからライブ配信をしておりまして、全国の10代、選挙権のない若き未来世代の主権者たちがたくさん観てくれてるんです。その中には小学生の子たちもいるんですね。こんにちは。奥田ふみよです。ですので、今日は子どもたちでもわかる、れいわ新選組の政策というのを絵に書いてきましたので。ちょっと立ちますね。見てください。

皆さん。はい。えっとね、わかります? これ。手書きで書いたんですけど、りんごの木です。りんごの木の下の土のところに書いてあるのは、「子どもたちの命を守る」。れいわ新選組っていうのはたくさんの政策があるんですが、そのどれをとってもこの国に暮らす、すべての人たちを救う。救済、国民救済政治なんですね。ちょっと読み上げます。一丁目一番地、消費税は廃止。ガソリン税はゼロ、季節毎の10万円給付、原発は即ゼロ・即廃止、教育費は無償、奨学金はチャラなどなど。このすべての政策は今の腐れきった、権利よりも利権、はっきり言っちゃえば命より金という、そういう腐れ政治とは全く真逆の政策になっているんです。だから、これらすべては全部、未来世代のこれから、この社会を輝かしくね、羽ばたいていく子どもたちの命を守るという、非常に当たり前でシンプルな政策になっているんです。それを私はね、今、選挙権がない子どもたち。でもいずれ選挙権を持つ有権者になる、すべての子どもたちがやっぱりこう政治について考える機会、そして、いろんな意見を自分の意見を表明したりする機会っていうのを私、奥田ふみよはTikTokのライブ配信や動画配信、動画投稿で機会をつくっています。そういったところで、ちょっとこれはね、今日、特に子どもたちに、有権者ではない主権者たち、子どもたちに見せたくて、絵を用意させていただきました。ありがとうございます。座らせていただきますね。私、奥田ふみよは国会議員になりましたら、当たり前に憲法に則った、現行憲法に則った政治にみんなでつくっていきたいんです。あらゆる強行採決した悪法を是正していく必要があると思います。それは子どもたちの命を守るためです。みんなが笑って暮らせるためには、一人ひとりの命を守る、このれいわの政策の実現が本当に急務だと実感しています。特に私は憲法25条、すべてのこの国に暮らす人々に文化的で健康的な最低限度の暮らしを営む権利を政府に保障させる。当たり前のことです。主権在民政治に変えていきたいという思いで、今、話させていただいております。

次にですね、2つ目、お伝えした、子どもたちが理不尽な校則で苦しんでいる、カルト校則についてお話しさせていただきます。先ほど私、奥田ふみよは主権在民政治に変えるために、このカルト校則廃止する訴えをさせていただいておりますが、これっていうのは主権者教育を日本に根付かせたいんです。この主権者教育というのは、この国に暮らす最高権力者は私たち一人ひとり、市民です。この国家権力者たちよりも上の立場にいる最高権力者、生まれてから死ぬまで私たちは最高権力者なんだよっていうことを学校でちゃんと教えてく、れて、そして一緒にディスカッションして、どんな立場の人でも意見表明をしやすい風通し。「のよい学校教育に変えたいんです。

私はですね、このカルト校則廃止、ブラック校則廃止っていうことを訴えていますと、よく言われるのが、「そんな奥田さん、校則廃止くらいで国政に出らんでくれん」とか。あとは「そんなほんの一部の子どもだけやなくってね、国全体の取り組みをせんかい」というようなお声をいただくんですけれども、そんなことは決してありません。このカルト校則というのは一部の問題ではないんです、もはや。全国中で長きにわたり、子どもたちの人権が当たり前のように侵害されてきて、そして今、令和5年の今なおも続いている非常に深刻な人権問題なんです。例えばなんですけれども、授業中に、例えば体育の授業中とかにも水を飲むなとかいうことを強制して、大量に子どもたち熱中症患者を生み出させて、救急車でもう何十人も運び込ませたりとか。あとは水を飲ませなくて死亡させたりとか。こんな組織は学校だけだと思います。さらにはツーブロックにしたら、ツーブロックヘアにしたら教室に入れないとか、教育権を侵害するなど。もしくは停学にさせるとか。そしてあと眉毛を剃っただけなのに、ピアスの穴を開けただけなのに、別室に軟禁してその部屋から出させないとか。1日中ですね。もしくは自主退学に追い込むだとかっていうことが、現実にこの日本中であるんです。全国津々浦々、実際に今もあっているんです。で、結果ですね、こういう状況に対してもう親も先生もですね、諦めちゃってるんですよ。ずっとそうだったからって。で、冷静になって考えたら、どう考えてもこれ不合理だらけでおかしい話なんですよ。でもそうやって大人が、いろんな立場の大人が諦めるから、踏み込まないでいるから、子どもたちも怖がって踏み込めないっていう状況です。そして結果、事もあろうか教育機関が、全国中の教育機関が子どもの人権を侵害し続けるという、この異常性を国が是正する責任があると私は痛感しているんです。子どもの人権が守られる社会っていうのは必ず教員や保護者、地域の方、すべてのこの国に暮らす主権者、みんなが保障される、みんなの権利を保障される、この主権在民社会に変えていけるはずなんです。だから私は訴えています。

私、奥田ふみよは参院選時に1年前になりますが、TikTokというアプリを通してカルト校則廃止を訴え続けて様々な投稿を繰り返しました。その結果ですね、1年経って今、5700万回再生を超えて、おかげさまで全国の選挙権のない主権者10代の子どもたちに、本当に全国中に知れることとなりました。そしてこれも初めてのことだと思いますが、国政政党れいわ新選組が運営する「全国カルト校則廃止プロジェクト」という政治活動の代表を私は去年の10月からさせていただいております。この今、私のですね、横に置いてあるこの用紙を見ていただけますか。これ何だと思います? この用紙。これはですね、この全国カルト校則廃止プロジェクトをれいわ新選組で発足して1年余り。まだ1年経ってないですが、5000通。延べ5000通の子どもたちの叫びなんです。5000通余りの、「ふみよさん助けて」っていう連絡が来てそれをプリントアウトしました。みんなに見てほしいんです。ここにはですね、子どもたちのそのカルト校則に苦しむ声だけではありません。この今の腐った政治のしわ寄せを受け、声も上げられずに苦しむ貧困の家族、貧困の子どもたちの叫びがたくさんここに詰まっています。具体例を挙げるとワーキングプアの親に、片親に育てられて、家に帰ってきてストレス発散に自分が殴る蹴るの暴行を受けて苦しいつらい死にたい、だとか。あとは、やっぱり貧困のご家庭で親が違法行為をさせる稼ぎ方。具体的に言うと、いろんなそういうわいせつなビデオの出演を強要させてお金を稼がせるとか、あとはパパ活をさせるとか、そうやって家計の足しにさせられています。つらいです、と。でも弟や妹がいるからやめることができないです。助けてくださいというような叫びがここに詰まっているんです。私はですね、現代政治を変えるには、政治は何よりも一番弱い立場の方々、特に声も上げられない、しわ寄せを受ける子どもたちの声を一番聞いて、そして彼らと対話をして、未来世代の子どもたちとですね、対話を尽くして、そして命を繋ぐ政治にしていかなければ、私たち人間の存続というのは本当に危うい状態になっていると。私、奥田ふみよは3人の子ども、今、この現状、日本で育てながら子育てしながら危機感しかないんです。だからこうやって声を上げているんです。誰かに政治家になってもらって正してもらおうなんて思ってたら、もう親子で殺されると、痛感しているからこうやって声を上げています。私、奥田ふみよは女性です。命を繋ぐ存在である、その女性代表としてですね、私は国会へ行って、子どもの叫び、声も上げられずに苦しんでる弱い立場の人たちの声を、この5000通にも及ぶ叫びをですね、議会で訴え、切り込み、それをもとにして、ロジックを立てて立法していく思いでおります。政治が、政治家が誰と対話し、国のルールを決めるかで日本はガラリと変わるんですよ。主権者の皆さん、選挙権をお持ちの、そして選挙権を持っていないすべての主権者の皆さん、政治をどうぞ利用してください。そして政治家を利用してください。奥田ふみよを利用してください。れいわ新選組を利用してください。そしてみんなで幸せになりましょう。子どもを守りましょう。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それではここからは、記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思いますので。ちょっと配信をしている関係でマイクを用意してますので、ご質問ある方は挙手をお願いできたらと思います。はい。じゃ、お願いします。

記者:
幹事社の西日本新聞です。まずですね、まず、れいわ新選組さんにご質問したいんですけど、福岡県では奥田さんが次の衆院選の候補者としては初めての発表になるって認識で大丈夫ですかね。

高井たかし幹事長:
はい。初めてです。

記者:
で、今後も候補者を擁立していきたいっていうことだと思うんですけど、なんか例えば何区での擁立を考えてるとか何人くらいの擁立を考えてるとかってありますか?

高井たかし幹事長:
はい。ちょっとまだ発表をお知らせする段階ではないんですが、先ほど複数と申しましたけど、九州ブロックでも複数。で、福岡でもできれば複数、さらに複数擁立したいという方向で準備をしております。

記者:
あとですね、ごめんなさい。福岡県内での今回の衆院選の目標をちょっともう一度教えていただいてもいいですかね。

高井たかし幹事長:
はい。福岡県ということでいうと、まずこの奥田さんの当選、小選挙区。後で質問出るかもしれませんが野党共闘をですね、どう考えるかということを先に申しておくと。我々れいわ新選組は安易な野党共闘に乗るつもりはないです。前回2年前の衆議院選で我々は4割の候補者を降ろしました、自主的に。それは何の為かというと、共通政策に消費税5%というのを入れるためでした。当時、立憲民主党は消費税減税には難色を示していたんですが、最終的に我々が候補を降ろしたということで、5%減税ということで野党の共通公約になりました。しかしその後、元代表がですね、「あれは間違っていた」みたいな発言をされたりしてですね。我々、候補者4割降ろしても何のメリットもありません。そういった中で、今、先の国会を見てもですね、特に野党第一党、立憲民主党の不甲斐なさでですね、本当にこの国会は異常な状態。野党が十分な力を発揮できてない状態が続いてますので、我々はまずは野党から変えていかなきゃいけないと。今の野党のまま政権交代しても意味がないと考えてますので、より良い野党をつくっていくためには我々れいわ新選組が議席を伸ばす必要があると考えてますので。もう今回は遠慮なく候補者を擁立していく方針です。ただ一方でですね、この奥田さんの選挙区のように福岡3区は立憲民主党はまだ候補者を出してません。それから沖縄4区という山川さんのところもですね、そこは立憲だけじゃなくて共産党も含めて我々が野党と考えているところはまだ出してません。あるいは昨日発表したんですけど愛知15区というところでつじ(恵)さんもそうですし、京都1区の安持(なるみ)さんのところもそうです。つまり、我々は野党が候補者がいないところと、とりわけ立憲民主党、野党第一党が出してないところを優先して今、出してますので、そういう意味ではそういった選挙区についてはぜひ野党第一党のほうが協力していただきたいと。協力していただけるならですね、我々もそれなりに選挙協力、野党共闘には応じたいと思いますけど。そうなんでなければ2年前のように一方的にれいわが降ろせというような野党共闘には応じるつもりは全くないと。そういう意味ではこの福岡3区がですね、野党共闘の選挙区になるんであれば、私は十分、奥田さん、小選挙区で勝利の可能性があると。あるいは沖縄4区も十分あると思ってますので。そういう意味ではまずは小選挙区の勝利を目指す。そしてそれがもしダメだったときでもですね、先ほど申し上げた、九州ブロックで比例の1議席、これを何としてもこれはもう絶対死守したいと。そのためには最も人口の多いこの福岡県でできるだけ、あとれいわの得票率も高いです、福岡県は。なので福岡県で、より票を多く獲得する。そのためには福岡県で複数の候補者を擁立したいとそういう方針です。

記者:
先ほどの野党共闘に関してなんですけど、ちょっと不勉強で申し訳ないんですが、前回の衆院選では福岡県内の小選挙区に関しては、基本的には一本化したって形になるんですかね。

高井たかし幹事長:
前回はですね、実は福岡8区に大島九州男さんが立候補したんですけど、福岡8区はご承知の通り、麻生太郎さんの選挙区なので、おそらく立憲民主党は出せなかったという、一本化したというより、あまり一本化の協議をした経緯はないようなんですけども。一方的に出さなかったということかと思います。

記者:
前回の場合は特に立民さんと協議をしたわけではないけど、立民さんが出してるところには出さなかったっていう、そういう認識でいいですか。

高井たかし幹事長:
そうですね。前回はですね、我々もまだできたばかりの政党で十分候補者を擁立するだけの体力もなかったということで。九州は1人しか擁立できなかったんですけど。結果的にはそれであと3万票あれば比例で取れたわけなので、やはりちょっとその反省も踏まえて今回は複数擁立しようということです。

記者:
今回に関してなんですけど、まだ立民さん、候補者を発表してないんですが、仮に今後ですね、今、発表されている3区とかに候補者を擁立とか発表した場合、一本化する可能性とかも今後あるんですか? それともそれは。

高井たかし幹事長:
いや、ですから、もううちが降ろすことはないですよね。先に発表してますし。ただ、立憲さんが、いや、れいわに配慮してうちは立てないってことであればですね、こちらも配慮して例えば激戦になっている福岡2区とかですね、いくつか小選挙区で立憲さんが勝ってる選挙区がありますよね。福岡5区とか。そういったところは見送るということもあるかもしれませんけれども。そうでなければもうそういったとこは関係なく、できるだけ票がたくさん取れるところから擁立したいと考えています。

記者:
今回の衆院選で具体的に立民さんを含む他の野党と福岡の選挙区に関して何か話し合いとをかはされたりはしてないってことですか。

高井たかし幹事長:
はい。まだしてませんし、今後もあまり話し合いという…。例えば奥田さんが出てますから、「3区から降ろしてください」みたいな、そういう話し合いをあまりするつもりはなくてですね。お互い、それぞれ選挙区を見ればわかることですから。それで擁立しないという判断をもし立憲民主党さんがされるのであればですね、それはきちんと受け止めたいと思いますけど、あまりそういう話し合いみたいなものはこれまでもしてませんし、今後もするつもりもないです。はい。その他いかがでしょうか。じゃ、お願いします。

記者:
すいません。読売新聞と申します。よろしくお願いします。党のほうにまずお伺いしたいんですけれども。現状の九州での拡がりというかですね、浸透、さっき24万票、前回選挙でとおっしゃいましたけれども、現状、手応えをどう感じてらっしゃるかを。

高井たかし幹事長:
はい。昨年、参議院選挙で奥田ふみよさん、すごい頑張ってもらいまして。奥田さんの場合、さっきご自身でも言われた通り、結構、福岡にとどまらず全国的にも支持者というかですね、ネットの力で多くて。そういう意味では九州全体でも奥田ふみよファンは結構おりまして。そういう意味では今回の立候補で、すごくまたさらにそれが期待できると思いますし。あと全体的にもですね、れいわ新選組の衆議院選挙よりも参議院選挙のほうがですね、より得票数も伸びてますし、また最近のいろんなマスコミさんの調査などを見てもですね、かなり野党の中でももう国民民主党よりは上の数字がほとんど出てますし、こないだある調査では立憲民主党と同じくらいの数字だったりもしてますので、徐々にではありますけども着実に支持は拡がってるなという手応えがありますので、比例の1議席は何としても絶対取りたいと考えています。

記者:
3区、候補者が非常に多い選挙区で、統一地方選では維新の会が議席を伸ばしたり、そういう状況の中で存在感を示すためにですね、どういう戦略で戦っていくかというのをお聞かせください。

高井たかし幹事長:
これは奥田さんのほうがいいですか。はい。

奥田ふみよ:
本当のことを言い続ける。本当のことしか言わない。私はTikTokを通して、今、選挙権のない子たちと広く繋がっているんですが、その後ろにはお父さんやお母さんやおじいちゃんやおばあちゃんがいるんです。その方たちがこの1年を経て、子どもから奥田ふみよを知ったっていう連絡がすごく相次いでいます。ですので、私は福岡3区で立候補しておりますので福岡3区の活動はもちろんマストなんですが、でも実は私、子どもたち主権者教育を根ざしたいということで署名活動、「自分で署名活動したいから奥田さん手伝ってほしい」っていう全国の方たちのところに応援しに行ってるんですね。明日も他県に行きます。でも、今、こういうネット配信が当たり前の時代ですので、私が不在でも、福岡3区の中にモニターを設置して、各所に設置して、私が他県に活動している主権者教育だったり、そういう政治活動を3区の人たちにお示しすることができるんですね。なので私はそういう今のこういったSNSツールを駆使して、ワクワクする、選挙に行っていない、今まで行ったことない大人も老若男女いらっしゃるわけですね。そういう方たちが、なんか面白いことやってるなっていう、目を引く、二度見するみたいな。でも煙たがるのではなくてなんか面白そうっていう二度見、そういう試行錯誤を仲間たちと切磋琢磨して、失敗もするでしょうが、私は本当にみんなで笑って暮らしたいんだっていうこと。そのためには今の政治はダメなんだよっていうことを、本当のことを言い続ける、そういうSNSのライブ配信、とにかくライブですね、を駆使していこうと考えております。はい。

記者:
福岡3区からっていうのはお住まいとかでしょうか。

奥田ふみよ:
そうです。私は糸島、糸島市に震災以降、3.11の原発事故を受けて糸島に住んでいるんですけれども、そういった、もう12年目になります。で、ちょっとこの目の前にある花は全部糸島の花なんですよ。無農薬で、無農薬の山で育てられた花たちです。こういった自然豊かな、その糸島から訴えていくという、そういう感じですね。はい。

記者:
あと、もう一点、ブラック校則の件で。

奥田ふみよ:
はい。

記者:
興味をお持ちになったのは何か例えばお子さんのことがあったとか、何かきっかけはあっ。たんでしょうか。

奥田ふみよ:
はい。きっかけは長男が8年前ですかね、公立の中学に通って、ワクワクして楽しみで通ったんですが、校門入ってから、そして校門を出るまで、もう右を向いても左を向いても規則、規則、規則で頭がおかしくなるって言って、のた打ち回ってくれたんですね。それで初めて今の公立中学校の実態というか、そういうのを知ることができて。で、そして、それがどういう風に今の自民党の政策と繋がっているのか。教育基本法が2006年に改正されたんだ、それとどう繋がっているのかっていう、そういう政治との繋がりというのを知るにつけ、もう気付いたら行動していました。人権侵害だという。教育機関が人権侵害をしているということは、これは違憲、憲法違反だよということを訴え始めたのがもう7年。7〜8年前になります。それがきっかけです。

記者:
ありがとうございます。すいません。幹事長にもう一点、野党共闘の関係で。どうしても野党候補が乱立すると与党に利するのではないかと小選挙区ではそういう考え方もありますけれども、その点についての受け止めを考え方をお聞かせください。

高井たかし幹事長:
はい。そうですね。もちろん野党共闘の根本的な考えはそこだと思うんですけど、ただ一方でその考えでいくとですね、野党第一党にすべて譲れと、激戦区はすべて譲って、なんか弱いところだけお前たちがやれみたいなですね。それでもそれに甘んじて、2年前は4割の候補者を降ろしたわけですけども。しかし、それで一向に政治は良くならないし、野党も不甲斐ないまま。で、我々の一番の政策である消費税も5%すら撤回みたいな話になってますので、これでは何の意味もないなと。先ほど申したように、もう野党がもう一回ですね、もうシャッフルしてですね、もう一度、国民の皆さんから信頼される野党をつくり直すところから始まると。政権交代はその後だと。期待される野党をつくって、その新しくできた野党が政権交代を目指すというのが我々の考え方ですので。そういう意味では今回の選挙は別に野党第一党がいい勝負してるから遠慮するみたいなことは考えないというのが基本方針です。

記者:
結果の衆院選の経験からという?

高井たかし幹事長:
そうですね。はい。あと今国会の、先の国会の野党の不甲斐なさですね。我々からすれば、我々だけが本当にまさに体を張ってさまざまな悪法を止めるための努力をしてきました。。かつての国会は野党が同じようにですね、闘ってたと思いますけれども、今の野党はなん。かすっかり物分かりが良くなって。なんか提案型とかですね、話し合いとか言う。国民の理解が得られないとか言ってますけど、結局は全部与党ペースで、もう本当にとんでもない悪法が次々と通ってしまったのが先の国会だと反省してますので、そういう意味でも野党が変わらなきゃいけないということに、先の国会でもう完全に舵を切ったということになります。はい。それではその他いかがでしょうか。じゃ、お願いします。

記者:
共同通信と申します。奥田さんの肩書き、経歴の件でちょっと確認したいことだったんですけども。現在の現職、お仕事ですとか、例えば団体の代表ですとか、現在の現職って何になるのかなっていうところを教えてください。

高井たかし幹事長:
肩書きとすれば、今日からというか、8月23日にれいわの公認しましたので、衆議院福岡第3区総支部長。れいわ新選組の衆議院福岡第3区総支部長というのが現在の肩書きではあります。

記者:
政党以外での、こう何かお仕事ですとか。何かこうあればなと思ったんですけど。何か肩書ありますでしょうか。

奥田ふみよ:
はい。私はずっとピアノの先生をしていたんですが両輪では身が持ちません。ですので、このカルト校則、全国カルト校則廃止プロジェクトの代表させていただいて、その政治活動。というか、というのをさせていただいてました。この参院選以降はですね。

記者:
それは今も代表? 

奥田ふみよ:
ええ。

記者:
これは何か市民団体とかそういうものになるんでしょうか? 代表というのは。 

奥田ふみよ:
市民団体ではないです。党。あの…。

高井たかし幹事長:
れいわ新選組のプロジェクトの代表してもらってたっていうことになるので。大丈夫ですか? それで。

記者:
ピアノ講師と、あともうひとつ、(プレス)リリースに脱原発市民団体代表。これは過去の経歴という認識でよろしかったですかね。

奥田ふみよ:
はい。これは過去です。はい。

記者:
あ、わかりました。現在のところ、お仕事、何かどうしても書かなきゃなんないっていったら主婦とかそういうことになるんでしょうか? どう書けば? 

高井たかし幹事長:
党から実は活動費を出してその(全国)カルト校則(廃止)プロジェクトをやってもらってるので。そういう意味では党の職員ではないけど、党から活動費を出してる団体の代表ということかなと思います。

記者:
団体の代表ということではあるんですかね。

高井たかし幹事長:
そうですね。団体つくってますので団体の代表ですね。それでもいいですか? 

記者:
あと、すみません。ちょっと別で。奥田さんの本籍地を教えていただきたいんですけど。市町村までで結構なんですけども。

奥田ふみよ:
本籍は福岡県。

記者:
福岡市になりますかね?

奥田ふみよ:
糸島市です。

記者:
本籍は糸島市?

奥田ふみよ:
あ、ごめんなさい。本籍は東京のままだったかもしれないです。ちょっと確認しますね。

記者:
わかりました。

奥田ふみよ:
本籍は今、東京都のままかもしれない。震災前までは東京都にいましたので。

記者:
ああ、そうですか。わかりました。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。じゃあ、どうぞ。

記者:
私もちょっと経歴のことでお尋ねしたいんですけど。奥田さん、ご出身はどちらになられますか? 

奥田ふみよ:
出身は福岡県の福岡市です。

記者:
福岡市何区とかってありますか? 

奥田ふみよ:
はい。中央区になります。

記者:
福岡市中央区。で、高校卒業までは福岡市で暮らされてたってことですかね? 

奥田ふみよ:
はい。

記者:
で、大学以降、これ、東京にいらっしゃった?

奥田ふみよ:
はい。

記者:
で、震災、東日本大震災をきっかけに糸島に移住されて、今も糸島市でお住まいということですね。

奥田ふみよ:
はい。

記者:
で、前回の参院選では福岡選挙区、福岡県の選挙区でれいわ新選組の公認候補として出馬したけど落選されたっていう認識でいいですか?

奥田ふみよ:
はい。そうです。

記者:
政治活動は前回の参院選への出馬が初めてで大丈夫ですか? 

奥田ふみよ:
そうです。

記者:
あと、ごめんなさい。今の現時点での肩書きで、ちょっとさっき共同通信さんも言われてたと思うんですけど。ちょっとその団体代表ってちょっと書けなくて…。例えば市民団体とか政治団体とか。なんかこう、ありますかね? その校則のその話は何団体って言えばいいですか? 

高井たかし幹事長:
正確には政治団体ですね。

記者:
政治団体。

高井たかし幹事長:
政治団体じゃないのか。市民団体でもない。党が委託をして活動していただいていたので。

記者:
代表さんってことですよね

高井たかし幹事長:
政治団体代表としていただくのが正確だと思います。

記者:
で、脱原発市民団体っていうのは、これはもう代表はされてないっていうか、辞められたっていうことですか?

奥田ふみよ:
辞めてはいないんですけど、ちょっと活動は今やっていないという。はい。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。はい。じゃあ、お願いします。

記者:
お世話になります。FBS(福岡放送)と申します。すいません。お子さんが3人いらっしゃるということだったんですけど、何か世代くらいは言えたりするものですかね。どのくらいのお子さん。

奥田ふみよ:
ええ、3人ともみんな未成年です。はい。一番上の長男は選挙権を持ちました。あと、下の2人は選挙権のない子たちです。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他、いかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:
もう、公認はされたということでいいんですか?

高井たかし幹事長:
はい。正確には8月23日に党の役員会というところで決定をして、今日の発表に至っております。発表したのは今日が初めてです。

記者:
比例ではまず絶対比例の議席は絶対維持して、その上で小選挙区も何人かは勝つっていう、そういう認識でいいですかね? 

高井たかし幹事長:
そうですね。比例は維持というか前回は取れなかったので、今回は必ず取るということが最低限の目標で、プラス小選挙区でもぜひ勝ちたい。特にこの福岡3区は十分勝てる可能性があると見ております。

記者:
それは福岡の小選挙区で絶対勝利なのか、九州全体で1人以上が勝利するとかそういう? 

高井たかし幹事長:
小選挙区の勝利ですか? 比例は九州全体なんですけど。小選挙区は、ただ沖縄4区の山川さんという方も非常に有力で十分、小選挙区で勝てると思ってまして、プラスこの福岡奥田さん。この他、この後、福岡で発表しますので。そうですね。福岡で1はなんとか取りたいと思います。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがですか? はい。お願いします。

記者:
KBC(九州朝日放送)です。すいません、経歴のところでピアノ講師をされたというか、ちょっと確認なんですけども。どっか大きな音楽教室のほうで講師をされてたのか、ご自身のご自宅とかでされてたのかどうか。

奥田ふみよ:
はい。個人でやってました。自宅だったり、あとはちょっとスタジオを借りて、町のほうで教えてたりっていう形です。はい。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。はい。じゃあ最後にそれぞれちょっと、もう一言ずつだけお話しさせていただいて終わりたいと思います。はい。今日、本当にどうもありがとうございました、長時間。先ほど申したことの繰り返しになりますけども、この九州ブロックはですね、本当にこのれいわ新選組にとっては大変重要な、もう絶対に1議席取らなければならない選挙区で、その中にあってこの福岡は本当に人口も一番多いですし、重要で。さらにこの福岡3区、奥田さん、参議院選挙出ていただいたときも、福岡3区内に事務所でしたっけ? ですよね? 置いてましたし。ご自宅も糸島ということで、やっぱり福岡3区を中心に活動もしてましたし、そういう意味では十分選挙区での勝利も狙える候補者。で、加えて先ほど話があったように、「(全国)カルト校則(廃止)プロジェクト」というのを、党としても応援をして参りました。もう全国に奥田さんは飛んでいただいて、子どもたちと、本当に一人ひとりの子どもたちと接してですね、この校則を変えるための取り組みをやってきました。そういう意味ではその活動を続けてほしいという党としての思いもあったんですけど、しかし、やはり衆議院選挙で議席を増やして、そして奥田さん自身も国会議員になってもらって、実際に国会でこの校則を変えるための活動することのほうがですね、より近道だろうということでこの福岡3区で立候補してもらうことになりましたので。党としても全力で支援をして、何としてもこの福岡3区で勝利を勝ち取りたいと思ってますので、どうぞよろしくお願い致します。それでは、最後に奥田さん、お願いします。

奥田ふみよ:
はい。ちょっともう一度ですね、またちょっと用紙を用意したんで見てもらいたいんですよ。最後になりますが、選挙権をお持ちの大人の皆さん、特に一度も選挙に行ったことない、投票に行ったことないという有権者の大人の皆さんにお伝えしたいんです。奥田ふみよに寄せられた大量の子どもたちの叫びの中から、これを紹介させていただきます。熊本の中学生の叫び。「選挙に行かない、いい加減な大人たちに生み出された、いい加減な国会議員たちに、オレらの未来握られるのイヤなんですけど!」皆さん、大人の皆さん、奥田ふみよと共に、れいわ新選組と共に腐れ政治を大掃除しましょう。子どもを守れ。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは、以上で記者会見終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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