【会見文字起こし&動画】次期衆院選 公認候補予定者発表 三好りょう(神奈川2区・比例南関東ブロック)、高井たかし幹事長 / 2023年11月2日 神奈川県庁

高井たかし幹事長:
はい。それでは、ただ今よりれいわ新選組の記者会見、神奈川県庁さんの記者クラブをお借りして、させていただきます。私は幹事長の高井と申します。どうぞよろしくお願い致します。今日、皆さんに発表させていただきたいのはお手元の資料にもございます通り、次期衆議院選挙、我々、もう今月の解散、12月の投開票の総選挙があるという前提で準備をしておりますけれども。その候補者、次期衆議院選挙の候補者としてですね、神奈川2区、菅義偉元総理の選挙区でございますけれども、ここから立候補を予定している、三好りょうの公認を決定致しましたので発表致します。後ほど、この後、本人から決意を述べていただきますけれども。

この神奈川2区という選挙区はですね、もちろん元総理のお膝元、大変厳しい選挙区であることは承知しておりますけれども、そういう理由もあるのか、他の野党はまだ候補者が出しておりませんので、我々はあえて厳しい選挙区でありますけれども、挑戦をするということでございます。実は全国でですね、こういった選挙区がいくつかございまして、愛知15区、それから京都1区、そして沖縄4区と。こういった選挙区はですね、野党の候補者がまだいないんですね。立憲も共産も。維新とか国民民主は我々野党とは思ってませんので、野党としては我々が初めて名乗りを上げる選挙区であるということで。ここはですね、ぜひ我々をですね、野党統一候補としていただきたいと。よくね、野党共闘しないんですか?って記者さんから聞かれるんで、あらかじめ答えるとですね。いや、しないつもりはないんですけれども、ただ一方的に我々だけが候補者を取り下げて、擁立しなければですね、全くれいわ新選組は党は拡大しませんので、当然、一定の者を擁立する。そこを他の野党が立てないと、統一候補にするということであればですね、我々は喜んで協力しようと思っておりますが。残念ながら今のところそうなってない。一番顕著なのは沖縄4区なんですけど。だいぶ前にもう我々が山川ひとしさんという元豊見城市の市長をですね、本格派の候補者、今日の三好さんも本格派候補なんですけど、こういう人を擁立してるにもかかわらずですね、あとからつい先日、立憲が候補者を立ててくるということで。地元も全くそういうことを望んでないわけですね。もう本当に党利党略で動かれてる。これではですね、到底野党共闘なんてことはできませんので。ぜひですね、我々まだ数少ない選挙区にしか立ててません。これもあえてそうしてるんです。候補者はもう40人〜50人立てる体制はできてます。もういつでも解散になればですね、いつでも発表する準備はできてますけれども。一方でそれはまだ発表してないのはですね、やはり野党の、他の野党の見方も見てるということでありますので。この今日のこの神奈川2区もですね、もし他の野党が候補者を立てるということであればですね、我々もそういうことなら、もう容赦なくこの神奈川でも、あるいは全国で候補者を立てていくということになりますので。ぜひ本当に今日この場をお借りしてですね、他の野党の皆さんにもですね、ぜひやはり一番先に手を挙げて、しかもこれだけの思いを持った青年が、外務省で勤務した経験のある男でございます。ぜひまずその決意をですね、皆さんには聞いていただきたいと思いますので、じゃあ三好さんお願いします。

三好りょう: 
皆さん、初めまして。このたび神奈川2区から立候補予定となりました、三好りょうと申します。どうぞよろしくお願い致します。市民と一緒に闘う政治、それを目指していきたいと思っております。私のことを知らない方も多いと思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。私は神戸で生まれ、高校卒業までは徳島、松山(愛媛)、香川で過ごしておりました。高校卒業後はアメリカの大学に進学し、そして大学卒業後は台湾大学の大学院、その後2013年、外務省のほうに入省致しました。2014年から7年間、ロシアのほうに駐在しておりました。19歳から6年間、アメリカに留学していたんですけども、その際に感じたことは日本の政治、外交が思っていたよりもずっと低いということです。私はアメリカと対等な関係を築いていくには、まず外交を学び、そして政治で変えていかなくてはならない、そう思いまして外務省へ入省致しました。しかし派遣されたのは希望していたアメリカではなく、まさかのロシアでした。ロシアではプーチン大統領の訪日準備であったり、日露外相会談、日露首脳会談などといった二国間交渉の準備、そして政治家の通訳などを担当させていただきました。しかし一方で垣間見れたのは、自分たちのお友達企業に税金を配っていく自民党の国会議員の姿です。

7年を経て日本に帰国した際に、私はこの日本の衰退具合に非常に大きなショックを受けました。このまま自民党政治が続けば、日本が日本でなくなってしまう。その危機意識が日増しに強くなり、政治の世界へ身を投じよう、そう決断し、外務省を退職致しました。その後、れいわ新選組の門を叩き、今は山本太郎代表の事務所で国会質疑の準備であったり、街宣用のスライドを作成、永田町の政治を肌で感じております。ではなぜれいわ新選組なのか。それは私はれいわ新選組しかこの国を変えることはできないと強く感じているからです。永田町、そして霞が関の経験から、既存の大政党がしがらみの中で言ってはいけないこと、そして触れてはいけないことが非常に多いと感じました。そんな中でも、れいわ新選組は逃げずに、真っ正面から真っ正直に国民に対して、真実を明らかにしようとしております。実際に中に入って思ったことは、国会議員の方々、そして秘書の方々が本気でこの国を良くしようと努力している姿であり、このれいわ新選組しか日本を変えることはできない、この思いが確信に変わった際に立候補を決断させていただきました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。ちょっと私からも少し補足するとですね。本当に三好さん、外務省で官僚としてですね、9年間。しかもロシア大使館でかなりの年月を勤めてきたということで。今ね、まさにロシア、ウクライナとの戦争で大きくクローズアップされてますけれども。いろいろとそういった働く場でですね、知り得たこと。もちろん公務員の守秘義務というのがありますけれども、しかしやはり政治家にこれからなるわけですから、やはり官僚行政に対してですね、しっかり監視をしていく。悪いものはダメだと言うことが、特に野党の政治家の使命ですので。いろいろ、かなり私も聞いてるんですけど、外務省の闇の部分、そして政治家、自民党の政治家との癒着、利権、こういったものが彼自身、体験してきてますので、そういったことをですね。私はこれ議員になる前からもね、どんどん街頭演説とか、そういった場で訴えていくべきだとアドバイスしておりますし。それと彼は内閣情報調査室、内調、ご存じですか? もう日本のCIAと言われてる、まさに。私も実は官僚出身なんですけど、やっぱり内調で働く人っていうのはほとんど知らなくてですね。実際、内調がどういうところでなってるのか、よくドラマとかね、映画では何か真っ暗な薄暗い部屋で、みんながパソコン向かって叩いてるみたいなシーンがありますが、実はそんなとこじゃないって私は聞いたんですけど。そういった話もね、私はどんどんこれから発信をしていってもらうべきだと思ってます。ちなみに官僚出身の国会議員というのは結構多くて、私もそうなんですけど、外務省ってあんまりいなくてですね。私が知る限りは自民党で城内(実)さんと、それからエッフェル塔で有名になった松川(るい)さん、それと野党だと末松(義規)さん、緒方林太郎さん。で、公明党がね、なぜか多いんですね。これ結構、不思議なんですけども実はね、外務省というのは公明党枠というか、創価学会枠があると。これもう霞が関では有名な話でして。で、そこから必ず国会議員になってると。私はこれは本当にね、政府と公明党の癒着だなと思いますね。こういったこともね、やっぱりどんどんこの三好さんが立候補して、その内実を暴いていくこと。そしてそういったことをやっぱりね、マスコミの皆さんにも伝えて、どんどんやっぱり暴いていってほしいなという風に思います。

それからですね、何を言おうとしたんだっけな。そのくらいか。はい。あ、それともうひとつ、彼がね、1年前に実はれいわの門を叩いて、もうちょっと前か、ずいぶん前に叩いてくれたんですけど。やっぱり今まで発表を待ったのはですね、まずはやっぱり修行してもらおうということで、まさに山本太郎代表の今、事務所でですね、働いてもらってます。昨日、山本代表、予算委員会で質問を致しまして結構評価も高かったんですけど、その質問原稿なんかをですね、彼は準備をする、そういう。あと山本太郎代表のスライドってこんな実は10万枚あるんですけれども、スライド作りなんかをね、担当するということでしっかりそのれいわの政策や、まさにれいわ新選組とはというところを代表のお膝元で学んでいただき、そして満を持しての今回発表ということになりますので。本当に期待の本格派候補。ロシアに詳しい政治家って本当少ないんでね、鈴木宗男さんではね、ちょっと心許ないのでぜひ三好りょうが国会議員になってですね、ロシアとのパイプ役を担える、そういう国会議員になれればいいなと考えております。はい。それではここからは記者の皆さんからのご質問をお受けしますので、恐縮ですがマイクを用意してますので、挙手の上、マイクを回しますのでご質問いただけたらと思います。じゃあ幹事社さんからお願いします。

記者:
今日はありがとうございます。幹事社の東京新聞と申します。よろしくお願いします。先ほど(神奈川)2区で挑戦することの意義については伺ったところなんですけれども、一方で三好さんの最初のアメリカを希望していたけれどもロシアだったとそういうエピソードを伺った上でちょっと伺いたいんですけれども、2区というのは三好さんの希望なんでしょうか? 

三好りょう:
はい。その通りでございます。私のほうから党にお願いして、この神奈川2区で擁立させていただきました。その理由といいますのが、この神奈川2区が変われば日本が変わる。私、そう強く思っております。日本に帰国して、このれいわのボランティアの方々と横浜で活動する際に、この横浜の美しい街並みというのがですね、市民と政治との対話で築き上げられたものだと、そう伺いました。しかしこの失われた30年間で、市民を置き去りにして、そして弱者切り捨ての政治が平然と行われております。私、この衰退の元凶というのはやはり自民党の利権政治であると強く思っております。そんな中でも横浜市民は黙っていない力、それを持っていると私は信じております。この神奈川2区では以前、カジノが推進されましたけども、市民の方々が結束してこのカジノをストップさせた、そういった経緯もございます。だからこそ、この横浜市民というのは変える力、そして黙っていない横浜市民と私はと共にこの政治を変えていきたい、そう思った次第です。日本は元々こういう状況ではありませんでした。でもどうしてこうなったのか。この期間、一体誰が政権を担ってきたのか。それがもし利権というものであれば、このやはり利権っていうのは打破していかなければなりません。私はこの横浜に生きる人々たちは、この悪いことと良いことを判断できる知識層が非常に多く、そして日本全体を変える非常に大きなエネルギーを持っていると感じております。この横浜市民の方々と一緒に神奈川を変えていく、そして神奈川2区が変われば日本は変わる、これを実現したいと思いましたので、私のほうからお願いして、こちらから擁立させていただいてます。

記者:
ありがとうございます。その上でさらに三好さんにもう1個だけ伺うんですけれども。そんな中でも菅元総理、長いですから、かなり2区でも強いと思うんですけれども、今後どのように戦っていくか、この点について伺えればと思います。

三好りょう:
やはり誠実さをちょっとアピールしていきたいなとは思っております。やはり自分を信じることができるのは、やっぱり自分に嘘をついてないこと。自分に嘘があると、やはり言うこと、やることすべてにこもりが出てくると思っているんです。だからといって黙っていては、良いわけではない。で、おかしいと思っているのに黙っていて、そして自分に私は嘘をつきたくないんです。多くの人も言いたいことはあると思うんですけども、上げられる声、上げる声を持っているはずなんです。だからそういった方々の声を集めて、率先してその声を代弁していきたいなと思っております。

記者:
ありがとうございます。私から最後で、高井さんに伺うんですけども。先ほど、野党との、他の野党の共闘の話がありましたけれども、ちょっと状況、いろいろ難しいと思うんですが神奈川県内での擁立目標といいますか、いろんなパターンがあると思うんですけれども、幅を持ってお答えいただいても結構ですので、どのくらいの擁立の目標持ってらっしゃるか、お願いします。

高井たかし幹事長: 
はい。我々はですね、神奈川に限らず全国的にそうなんですけど、「どこかの政党のように」と言うとちょっと語弊があるかな。政党の規模のわりにはなんかものすごく選挙区に候補者を立てる政党がありますが。2〜3ありますが、そういう方針は取りません。そういう政党はね、たぶん候補者を立てれば、それだけで比例票が増えるということで立てるんでしょうけど。我々はやっぱり小選挙区で勝てる候補をですね、しっかり、そして国会議員になって、ふさわしい、そういう候補を厳選して立てますので、やみくもに立てるということは致しません。ただし、ですから、まずは基本的には野党が出してない選挙区をですね、中心に考えてますが。しかしそういったところを選んで、先に手を挙げてるにもかかわらずですね、そこに対して、もし他の党があとから出してくるということであればですね、それはもう、我々も方針を変えざるを得ない。自民党と、与党と野党が競合してるような接戦になるような選挙区こそですね、比例票が増える余地がありますから、そういうところにも躊躇なく立てていくということになりますので。そういう意味では数をなかなか申し上げにくい。本当にね、三好さんを統一候補にしてくれるなら、もう神奈川県は三好さんだけでもいいですし、他にも、もしぶつけてくるんだったら、もういくつも出すということになろうかと思います。はい。その他、いかがでしょうか。はい。お願いします。

記者:
神奈川新聞と申します。よろしくお願いします。三好さん、ご出身とか、これまでの横浜との繋がりみたいなのがあれば教えてください。

三好りょう:
出身は神戸生まれで、大半は香川県高松市で過ごしておりました。この神奈川との関係で言いますと、ロシアから日本に帰国した際に、このれいわのボランティア活動で横浜の方々と一緒に活動していた、そういった経緯はあります。

記者:
もう一点お伺いします。国会、もし行かれたならば、どんな政策を実現したいという風に思ってらっしゃるのかそれを教えてください。

三好りょう:
私が外務省にいたから外交に力を入れたいんじゃないか、そう言われる方も結構いらっしゃるんですけども、私としてはやはり国内経済の立て直し、これが優先だと思っております。外交でやはり発言力を高めていくには国内経済の強さっていうのはマストだと思います。国内経済が弱くて外交的に発言力のある国っていうのは私、見たことありませんから、やはりそのためにも国内経済の立て直し。その点におきまして、れいわ新選組は非常に素晴らしい経済政策を持っておりますので、これを実現していきたいなと思っております。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。ざっくばらんな「内調ってどんなとこですか?」みたいな質問もお受けしますけど。はい。お願いします。

記者:
度々すいません、東京新聞です。内調関係出たのでちょっと伺うんですけど、内調では何担当やられていた、言える範囲で結構ですけれども。

三好りょう:
内調にも様々な部門がありまして、私はやはりロシアに7年間駐在しておりましたので、内調におきましても、ロシア担当に情報収集などを担当しておりました。

記者:
一応、あえての確認なんですが、内調の中にはいわゆる政党の担当、国内政党の担当ってあると思うんですけど、その中でれいわ新選組担当してて深く知ったとか、そういう経緯はないってことですね。

三好りょう:
そうですね。内調時代にれいわ新選組と関わったっていうことはございません。

高井たかし幹事長:
実は、良いのかな、言って。内調に勤務してるときにもうなんか役所にいてもしょうがない、辞めようと決意したそうなんですけど。もうそれを上司に伝えたら即刻内調から剥がされて、外務省に戻されたそうですので。私はね、もうちょっと、結構短かったんで2カ月くらいしかなかったんで、もうちょっと1年か2年くらいね、内調やって知り尽くしてから国会議員目指して欲しかったなとは思うんですけど。それでもね、2カ月、その場に踏み入れたっていうのは貴重な存在だと思うんで、今後、ぜひいろいろ発信してもらえたらと思ってます。はい。その他いかがでしょうか。はい。じゃあお願いします。

記者:
時事通信です。国内経済の立て直しを行いたいとのことでしたけれども、国内経済の立て直しに活かせる外務省での経験や知見などございましたら、よろしくお願い致します。

三好りょう:
外務省では正直、経済担当してたわけじゃないので、その知見がいかに活かせるかっていうのはお答えづらいんですけども。やはり私が実現したい政策というのは消費税の廃止。参議院の調査におきましても消費税を廃止にした5年後に私たちの所得は30万円、10年後に58万円アップすると。で、昨日の代表質疑でも消費税を廃止にしても物価高はさほど起こらないという調査も出ておりますので、やはりこの消費税の廃止というのを一丁目一番地としてやっていきたい、その思いは持っております。

高井たかし幹事長:
三好さん自身はね、やっぱり経済政策、消費税廃止をやりたいということで、もう躊躇なく。私も最初、れいわに来たとき本当にれいわでいいの?って思わず言ったくらいね、経歴も素晴らしいし、だけどやっぱりもうれいわ以外は考えられないということで来てくれました。ので、やっぱり経済政策を一番やりたいということだと思いますが。我々党側からするとですね、ぜひやっぱりこの外交分野、必ずしも外交の専門家がれいわにはいるわけではない。またいろんな経済の専門家の学者の先生とかとの交流はすごくあるんですけど、外交の部分が少し弱い面もありますので、そういう意味では三好さんにはぜひ国会議員になってもらってですね、外交分野をリードしてほしいなと党としてはそう思ってます。はい。他はいかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:
ちょっと写真撮ってて聞き漏らしちゃったかもしんないですけど。外務省退職されたのはいつで、で、山本太郎さんの私設秘書、2022年、これは何月頃から勤めてらっしゃるのかというのと、もうひとつ、代表に身近に接してですね、代表の魅力というか、党の今後についてどのように思われてるのか、その3点教えてください。

三好りょう:
えっと、外務省を退職したのが2021年の冬、12月頃ですね。れいわ新選組の門を叩いたのが、叩いたのは9月頃。で、秘書として働き始めたのが11月だと記憶しております。で、実際に山本代表と接して思ったことは本気で尊敬できる人だなと。本気でこの国を良くしようと思って努力している人と思って一生ついていける、そう思える人物であると私は思っております。実際外から見て良いなと思う人と、実際中から見る人って違うと思うんですけども、私は実際、中で見て、あ、この人は本気で日本を良くしようと努力しているなと、それが実感、確信持てましたので、この人と一緒に政治をやっていきたい、そう思える人物でした。

高井たかし幹事長:
どうぞ。

記者:
ちょっと先ほどもあれなんですが。まだまだ小さい政党だと思うんですけども、今後の党勢の拡大というか道筋というかですね、幹事長も含めてなんですけれども、そのあたりはどんな風に思ってらっしゃるのか。また神奈川での可能性というか、そのあたりどんな風に思ってるのか、改めて教えてください。

高井たかし幹事長:
はい。党全体の話なんで私のほうから。そうですね、まだ確かに国会議員8名の政党ですけど、ただ4年半前にたった1人で山本太郎1人で立ち上げて8名。そして地方議員は今56名になりました。これ本当に山本代表の言葉を借りると奇跡だと思います。ただ、ここで終わるわけにはいかない。消費税廃止っていうのは8人の国会議員ではなし得ませんから、次の衆議院選挙では倍増以上の獲得を目標と掲げております。ただ一方でれいわ新選組単独でですね、国会議員の過半数を取って政権を取るなんてことは無理だということも、これもう代表も含めてわかっておりますので。やはり一定の中規模の政党にまずはなると。で、そうなったときにですね、やはりれいわ新選組の訴えてることがやはり無視できなくなる。そして他の野党が今、我々からするとですね、とても今の野党第一党、第二党には任せておけない。このままでは政権交代はもう未来永劫起きないと思います。それはなぜかというと闘ってないからですね。もう昔の社会党というかですね、もう万年野党の体質が染み付いてしまって、やはり徹底的に闘わないとですね、結局、水面下で手を握って国会も波静かなまま終わっているわけです。やはりここは私は自民党を見習うべきだと思いますけども。自民党は野党に野に下ったときに、まさに確か菅さんが国対の筆頭理事だったのかな、なんかすごかった記憶があります。とにかくもう武闘派で、もう何て言うか審議拒否はしまくるし、野次やプラカードは、もうまさに山本太郎のダイブがなんか批判されてますけど、それの何十倍のようなことを自民党はやってきて、そしてその結果、民主党政権は崩壊した。決められない与党民主党というレッテルを貼られて崩壊した。やり方の是非はありますけど、しかし権力を取らない限り、我々が目指す政策は出来ませんから。その1点については自民党を見習うべきだと思います。そういう意味では、そういう本気で闘う野党がれいわ新選組だけですので、ここが一定の支持を集めることによってですね、野党の中に、何て言うか、考え方の変化を起こしたい。そして野党の中にもですね、野党第一党、立憲民主党、私も元いたんで多くの仲間、この神奈川でも親しくしてる仲間いっぱいいますけど。みんなやっぱり今のままじゃダメだと思ってるんですね。今のままの野党、今の立憲民主党で政権取れるなんて思ってません。で、そういった人たちは実は山本太郎待望論あるんですよ。特に神奈川はね、山本代表と親しい国会議員多くてですね。私は一緒に中谷一馬さんとかとね、マレーシアに一緒に行ったり、山本太郎代表と一緒に行っていたりもしてましてですね。そういう若手を中心に我々の考えに共鳴する人たちがですね、手を結ぶことによって野党再編が起きて、そしてその結果、国民の皆さんの信頼を得たときに初めて政権交代ができるということで。山本太郎代表は自分の参議院の任期があと5年ですから、あと5年以内にそれを成し遂げると言ってます。それが我々の目標であります。あと、さっきね、三好さんが山本代表のお膝元でいて、本当に裏表のない人だって言って。私も全く同じ感想。私も今、山本事務所に日々勤務してるんですけれども。本当にやっぱりね、外で見る姿と、国会議員は特にですね、表と裏が全然違う。もう周りの支持者の前ではなんかニコニコね、ペコペコして秘書は怒鳴りつけたりね、殴ったり、そんな国会議員がほとんどなんですけど、全くそういうのはない。裏表のない、あの通りの、皆さんが見てる通りの山本太郎でありますので、そういったところは本当に必ず皆さんの信頼を得る、評価を得る時が来ると確信をしております。はい。それでは次の質問をお願いします。はい。どうぞ。

記者:
読売新聞と申します。学歴のところで、最後の台湾の大学を中退されてますけど、差し支えなければ理由を伺えればと思います。

三好りょう:
はい。2011年に台湾大学の大学院に入学したんですけども、2012年の外務省の試験に合格しましたので、2013年入省ということで卒業しなくてもいいと言われましたので中退し、日本に戻ってきたっていうのが経緯があります。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。どうぞ。

記者:
朝日新聞と申します。三好さんの現在のご職業というか肩書きとなりますと、どういう風な形になるんでしょうか。

三好りょう:
現在はですね、参議院議員、山本太郎事務所の私設秘書として勤務しております。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか? はい。よろしければ最後にそれぞれがちょっともう一言決意を述べて終わりたいと思います。はい。まさにですね、三好さん、本当に、今日はね、ちょっと緊張してますけど。本当に本格派候補だと思います。私も官僚出身なもんですから。やっぱり役所で働いた経験っていうのは本当に得がたいというか、特に政治家になるにあたってはすごく重要な経験だなと思います。で、それがね、やっぱり自民党に行く人が多いんでね。で、自民党に行っちゃうとやっぱりそれが活かせないんですよね。結局、政府、与党一体だから、役所批判がなかなかできないし、自分が知った役所の悪い部分とかあんまり表に出す人は自民党与党の場合、少ないんですけど。野党はね、それができる。できるけど何となく他の立憲民主党とか見てると、なんかお行儀の良い、岡田幹事長なんかもね、元通産省ですけど。なんかあんまりそういう暴露したりとかね、厳しく政府を追及っていう感じがないんですけど。そこはれいわ新選組はまさに誰にも忖度しない。もうこの国のオーナーである有権者の皆さんのために自分たちが見聞きした話をね、どんどんこれからしていきますので。三好さんなんか、本当にね、びっくりするような外務省の、そして自民党の大物政治家との癒着、利権の話なんかも持ってますので。どのタイミングでね、それを彼が言ってくれるか楽しみにしてますけれども。ぜひですね、そういったこともご期待いただけたらと思います。そして冒頭申しましたけど、やっぱりこの神奈川2区にですね、本当に勇気をもって挑戦してくれてますので、もうなんか、もう自分たちのメンツのためにね、他の野党第一党ですよ。立憲民主党がね、沖縄でもそういうことをされました。沖縄なんかですね、本当にわかりやすくて1区は共産党なんですよ。赤嶺(政賢)さん。現職。で、2区は社民党の現職。そして3区は屋良(朝博)さん、これも立憲の現職。で、4区がれいわなんですよ。きれいに共産、社民、立憲、れいわ。で、これこそまさに野党共闘じゃないですか? なんでここの4区に立憲が出してくるんですかね? そういうことをされるなら我々は他の沖縄1 、2 、3区もね、もう応援しようと思ってました。推薦とか出して全力で応援しようと思ってましたけど、それであれば、もう我々だって比例票欲しいですからね。増やしたい。沖縄はれいわの支持率高いんですよ。得票率高いんですよ、全国の中でも。だったら、1〜3区まで候補者を出しますと。もうそういう手を挙げますよって言ってくれる人が具体的にいるので。そういう話になります。神奈川でも同じ、全国でも他に京都や愛知や、同じことでありますので。ぜひですね、野党、特に第一党の方にはですね、本気で政権を取るつもりがあるならですね、自分たちの都合だけで考えるのではなくて、政権交代を目指すための大きなビジョンというのを描いてほしいなという風に思います。じゃあ、最後、三好さんお願いします。

三好りょう:
はい。私が外務省を辞める際に家族、親戚、友人などから、「なんでやめるんだ? もったいないじゃないか」本当に多くの人からそう言われました。しかし、このまま役人として自民党の政治を支える立場に立っていくのか、それとも自民党のこの汚い政治をやめるべく立ち上がっていくのか、どちらかを考えたときに、私はどうしても信念上、前者に立つことはできませんでした。もちろんこの神奈川2区というのは、蟻が象に挑むかのような厳しい戦いになるとは承知しておりますけども、それでも神奈川2区が変われば日本は変わる。その思いを持って頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

高井たかし幹事長:
はい。それでは以上で、れいわ新選組の記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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