山本太郎：
選挙区の移動がありますということでございます。くしぶち万里が２２区から１４区、東京の１４区に移動をするという。今、そのプレスリリースが届いたってことですね。はい。その通りでございます。ということなんですけれども。
（中略）
で、えっと、ごめんなさい。先ほど共同通信さんのほうからもいただいたご質問、重ねていただきましたけれども、１４区、くしぶちの選挙区移動に関してなぜ移動かっていう部分ですね。野党共闘はしないということは言いました。改めてくれなければ共闘なんて無理だよって話はしたけれども選挙区の調整はします。可能であるならば。当然ですね、これは。くしぶち万里は私たちれいわ新選組にとっても非常に重要な議員だし、これから日本を変えていく上でも必要な議員なんですね。そう考えた場合に、次に２２区で選挙を戦った場合、立憲民主党のおそらく、東京においては最重要候補者、前回落選してしまった方ですね。その方とバッティングしてしまえば相打ち、両方とも死ぬことも考えられるってことです。お互いにとってこれはあまり喜ばしいことではないですね。そう考えたときに、去年の夏頃からお話をさせていただいたっていうことです。はい。で、結果、新しい選挙区といいますか、２２区から移動ということになり、そこでは対立候補という、なんだろうな、向こう側が対立候補として何かしらを立ててくるということはないということ、それが確認できたということだと思います。当事者のほうから、当事者とか言って（笑）くしぶち万里のほうからマイクを握ってもらいたいと思います。
くしぶち万里：
はい。大切なお話なので、記者会見の最後にまとめて私からご報告をさせていただこうと思いましたが、質問いただきましたので、先にお話しさせていただきたいと思います。改めまして、れいわ新選組共同代表の衆議院議員くしぶち万里です。この度、私はこれまで活動してきました、東京２２区から新東京１４区に移動し、次の衆議院選挙に向けてはそこから出馬をする、そして何よりも今日この瞬間から、新東京１４区でれいわ新選組の旗を新たにその地域に立てて、新しい政治の結集軸になることを決意いたしました。経緯と理由は次の通りです。山本太郎代表がたった１人でれいわ新選組を立ち上げて５年、私が東京２２区で活動をスタートしてから４年。代表の議席をお預かりしてから、まもなく２年が経とうとしてます。この間、れいわ新選組の共同代表として、そして衆議院議員の１人として、消費税の廃止、あるいは徹底した平和外交、それを求めて国会質疑に立ったり、全国あるいは海外でも走り回ってきました。「国会の茶番を許さない」と懲罰受け、そして登院停止１０日間、それを受けてでも、「闘う野党の復活」、これを訴えてきたのは何よりも国民の一人ひとりの中に政治はあるんだ、つまり民主主義、これを取り戻して政治の暴走を何としても止めていきたい、そう思ったからでありました。
まもなく衆議院選挙があると言われています。少なくとも今年中にはある。そのときに次の衆議院選挙で一番必要なことは何か？ 何と言ってもこの裏金問題はじめ、３０年も人々を経済不況に陥れ、国民を苦しめ続けてきた、腐りきった自民党を倒すことだと思います。少なくとも正面から自民党政治に対峙をし、国民の命と経済を守り抜く、こうした政治勢力を増やさなければなりません。私が今、そのことを考えたときに、先ほど代表からもありました通り、東京２２区では、しかし足元で野党が相打ちをする、そういう状況があり、ずっと考え、そして代表にも相談し、立憲民主党の方々とも交渉し話し合いを続けてきました。その結果が冒頭お話しした通り、私、くしぶち万里が新１４区でれいわの旗を立て、新しい政治の結集軸になる、その決意を固めたということであります。政治の暴走を止める、そして何としても、今の日本を変えるためには今の国会に残り続けなければならない、重い選択であります。なぜ東京１４区か。実はこの東京の東部の地域にはリベラル系の衆議院議員が１人もおりません。維新の方が１人いるだけなんですね。こうした地域に先駆けてれいわ新選組が旗を立てる。そしてれいわ新選組を中心とする政治の結集軸をつくる、これは初めてのことになります。そして私のこのチャレンジと選択を山本太郎代表も後押しをしてくれました。選挙区で戦うからには、小選挙区の勝利を目指します。何としても、代表からお預かりした議席を守り抜き、そして国民を幸せにする、絶対に戦争をさせない。私が政治家としてのそれが使命であると思っています。多摩地区で４年間活動してきました。今度は東京２３区内で新しいれいわ新選組のうねりをつくって、代表の選挙区でもある東京全域にれいわ新選組の次のステージ、セカンドステージをつくる、その先頭に立たせていただきたいと思います。新東京１４区では、すべてが１からのスタートになりますけれども、今、この配信を見ていただいてる皆さん、そして会場の皆さんにはぜひ引き続き、私、くしぶち万里、そしてれいわ新選組にお力をお貸しいただきますよう、心からお願いを申し上げまして、私からの説明といたします。よろしくお願いいたします。
※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。
