
じんむら浩平:
私、じんむら浩平と申します。ここ東京都世田谷区から東京都議会議員選挙に立候補をいたしました。この東京都議会議員選挙、現在行われております。6月22日まで、日曜日の17時まで毎日、投票が可能でございます。現在、くしぶち議員も応援に来ていただき、また代表の山本太郎さんも応援に駆けつけていただく予定でございます。私、ここれいわ新選組から経済を良くしていきたい。特に私たちが使えるお金、この東京都から増やしていきたい。この思いでここ東京都世田谷区から東京都議会議員選挙に立候補いたしました。私、じんむら浩平の名前を書いていただければと思います。投票用紙には、ひらがなで4文字、「じんむら」「じんむら」「じんむら」「じんむら」とお書きいただければと思います。
そして私、じんむら浩平、なぜこの世田谷区からこの政治活動を開始させていただいたか、お話をさせてください。私、じんむら浩平、16歳の時、交通事故で車いす生活をスタートいたしました。それからアメリカに留学をし、車いすバスケットボールをプレイいたしました。成績としては全米選手権で第2位まで上り詰めることができました。これだけでなく、実は私のストーリーが映画にもなっております。主演は松山ケンイチさんで、『ウィニング・パス』という映画が上映されました。こちら今でもたぶんきっとビデオとか配信でも見れると思いますので、ぜひ『ウィニング・パス』という映画も見ていただければと思います。そして、私、アメリカに留学した後、というかアメリカに留学中に衝撃的な光景を見たんです。それが何かというと、私のように車いすの方、足が不自由な方々が自動車を使って自由に出掛けている、そういう社会を目の当たりにしました。それを見た時、私、「ああ、こんな社会、日本もこんな社会になったらいいな」、そのように強く思いました。その原体験があり、私、29歳の時、起業をいたしました。障害のある方々が自動車を使って、特に足が悪い方、足を使わずに手だけで自動車が運転できる装置、開発しまして、現在も12年目ですが会社を経営して製造販売をしております。

こういった中、私、この事業を経営している中でとても不満に思うこと、そして不安に思うこと、そして誰にも言えないことが2つございました。そのうちのひとつが消費税の事業者負担。れいわ新選組は結党以来、「消費税は廃止」を掲げ、日々、14人の国会議員が国会と、このように全国を駆け回り活動をしております。この消費税の事業者負担、私のように中小企業の経営者にとってとてもとても支払い苦労しているんです。それだけじゃなく、従業員を雇った時、社会保険料。この社会保険料には事業者負担という、皆さんに知られていない負担があるんです。例えば誰か社員を雇って3万円の社会保険料を天引きしたとします。そうすると、その倍の6万円。この6万円を1人の従業員に対して毎月毎月、納付をしなくてはいけない、こういった制度があるんです。この社会保険料と消費税の事業者負担、実はこの2つの事業者負担にとても苦しんでいた12年でございました。
ただ、私、経営をして頑張っているので、そういったことは皆さんには伝えず、苦しんで頑張ってきたんですが、昨年の年末、代表の山本太郎がこういった街頭宣伝の際にこんな話をしていたんです。2024年、中小企業の倒産件数は1万件を突破。過去最高を突破してしまいました。そしてこの潰れてしまった、残念ながら会社を閉じてしまった方々が中小企業を閉じてしまった理由の2つが消費税の事業者負担が払えないこと、そして社会保険料の事業者負担払えなかったこと、この2つだったんです。私自身、この2つに苦しめられてきたとき、ずっと「自分の経営能力が足りないんじゃないか」、そして「努力が足りないんじゃないか」、このように考え、誰にも言えずにずっと思っておりました。しかし現状は昨年1万件の中小企業、倒産してしまった方々のほとんどはその原因による倒産だったんです。そして現在も300万社以上、中小企業、この日本にございますがデータでは5割から6割の企業の方々が消費税を払うのが苦しい、そして実際に払えていない、こういった数字も出ております。ということは、この消費税というシステム自体が破綻したシステムなんです。2人に1人が払うのが苦しい。こんなシステム、とっととやめにしたいんです。その思いで、私、れいわ新選組の門を叩き、ここ東京都世田谷区に選挙区をあずからせていただき、活動を開始させていただきました。
そして現在、東京都議会議員選挙が行われております。この東京都議会議員選挙、6月の14日から6月の22日日曜日の17時まで毎日投票が可能でございます。私は自分の原体験からも、なんとかこの経済立て直していきたい。これはみんなの為でもあるし、私自身の為でもあるんです。この経済、一緒に立て直して参りましょう。この東京には財源があるんです。財源はこの東京にある。その財源を使って、この東京から国を揺らしてまいりましょう。そして経済を立て直して参りましょう。れいわ新選組じんむら浩平にぜひ1票入れていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

山本太郎:
今の政治の中であなたの姿が目に入っている、そんな政治家や政党はごくわずかなんです。何が言いたいか? 自分が一生議員で居続けるためには大きな組織票、大きな企業献金を手に入れる。つまりはある意味で資本家の犬となって働くことが自分のこの先の議員の任期を保ち続けることの秘訣になってしまったんですね。こんな社会変えたいんですよ。こんな状態でこの国の未来なんてないですよ。国は死なない。永久の存在。一方でその中に生きる国民たちは傷つき続ける。これじゃ決して強い国なんて言えない。明日に不安? 自分の将来に不安? それで溢れる人生を送らなきゃいけないなんて地獄。まさにこの世は地獄ですよ。だから子どもたちの自死が今までで一番多いんでしょ? 戦争も紛争も起こってないのに、2万人を超える人たちが自分で命を絶ってしまう国なんて狂ってる以外に言葉ありません。変えたいんです。これは変えられる。政治によって壊された社会は政治によって取り戻すしかない。その鍵を握っているのはあなた。あなたがこの国の最高権力者。総理大臣なんて雇われ店長です。あの眼鏡も。今、眼鏡かけてるだけだけど、今の店長もそのうちクビですよ。あなたがこの国を変えるために絶対に欠くことができないメンバーのお1人。力を貸していただきたい。

妖怪だらけの永田町を変えるためには少し時間がかかる。だからといって何もできないわけじゃない。既に始まっている東京都の都議会議員選挙。この選挙であなたの痛みに寄り添える、あなたの不安に寄り添える、そんな候補者をぜひ議会に送り込んでいただきたい。結論を言うと、じんむら浩平。私の横に、今、手を振っている者がいますが、じんむら浩平をどうか東京都議会に送り込んでいただきたいんです。お力を貸してもらえないでしょうか。「政治家なんて、どいつもこいつも嘘つきしかいないだろう」、イメージとしてあなたはそれを語るかもしれない。だったら育てるしかないんですよ。嘘をつかない者を、真っすぐな人間を、あなたが一緒に伴走して、ここ東京から日本を変えていこう。東京には本当に潤沢な資金がいっぱいあるんです。1950年代から国からお金もらってないんですよ、東京は。自立できるだけの金があるんです。その理由の1つとしては、人口1400万人超えてます。日本の人口の1割以上を持ってんのが東京。当然、経済活動も大きくなる。そこで東京都の一般会計、それ以外も合わせた東京の予算規模どれくらいかって、18兆円ですよ。ピンとこないでしょう。18兆円といえば国家財政規模並みなんですよ。例えばスイス、例えばスウェーデン。1つの都市でありながら国家規模の予算を持っている。そう考えれば、東京でやれることなんていっぱいあるってこと。国がなかなか変わらない。マヌケな国によって多くの人々が貧しくなってしまったこの30年。その中で東京都から変えていくことは十分に可能。そして財源はある。どうか動かしていただきたい。動かす、その仕事をするのはもちろん先頭に立つのは政治家です。でもその政治家、先頭に立てるようにあなた自身が送り込んでくれなければ話になりません。お力を貸していただきたい。れいわ新選組。世田谷にお住まいのあなた、れいわ新選組のじんむら浩平、じんむらが浩平にどうかお力を貸してください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

(中略)
中小企業、消費税が払えません。借り入れしてまでやってます。もうこれ以上は消費税は負担できないからもう会社を畳もうか。バタバタ潰れてる。税金払えなくてごめんね。税の滞納、その50%以上が消費税ですよ。雇用の7割を支える中小零細がこの状況にあるのに、これから先も消費税を上げ続けようとしている。こんな政治は倒さなきゃダメなんですよ。この国を根底から底上げしながら、ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた時代をもう一度、この手でみんなでつくっていきましょうよ。世界の17.2%の経済を握っていたのが日本ですよ。1995年、17. 2%、日本が握っていた。どれくらいの規模かっていうとロシアを含むヨーロッパの5割くらいの経済を持ってたってこと。アメリカ経済の7割くらいのボリュームを日本だけで持ってたんですよ。それが今や4%です。17%から4%に縮減したってことは国内がボロボロになってるってことと一緒。だから言ったでしょ。国民の6割が今、生活しんどいって。やることは1つ、とっとと金出せ、なんです。個人や民間でやれることなんてほとんどない。個人や民間でできるんだったらとうの昔にできてて30年失われてない。国には通貨を発行する力がある。当然、投資するべきです。投資のないところにリターンなんてない、当然です。その先頭に立っているのがれいわ新選組。もちろんそれを実現するまで来年中にはとかそんな短いスケジュールで一気にいきません。あれだけの妖怪がいる場所ですから多少時間はかかる。けれども何もできないわけじゃない。というよりも、もう既に始まっている、このチャンスを皆さんで生かしていただきたい。それが何なのか? 東京都の議会選挙ですよ。

先ほど言いました。スイス、スウェーデンに並ぶ大きな財政規模を誇る、ここ東京でやれることはまだまだある。物価高対策だってできる。それだけじゃない。あまりにも家賃が高い。今、この局面で家賃補助だって出せるはず。給付型の奨学金だって出せるはず。何をやるか? そこには議論が必要になってきますけれども東京都の持てる力をフルに活動させてフルにエンジンを回して、この国民生活が底が抜けた状態を底上げしていく。あなただけ逃げ切る、これは難しい状態です。海外に資産を移して孫の代まで食っていけるなら話は別だけど、何があってもこの国で生きていかなければならない、ほとんどの人たちはこの先どうしていけばいいの?って。変えるしかないんだよ。それはあなたの手の中に握られてるんだよっていうのが選挙なんですよ。力を貸していただきたい。まずは東京から、東京から日本を変える。その先頭に立つのがここ世田谷では、れいわ新選組じんむら浩平、じんむら浩平でございます。どうかあなたの1票のみならず横に拡げていただきたい。お力を貸してください。世田谷区の皆さん、じんむら浩平でございます。

障害を持ってるからってどうして弱い人間だって決めつけるんですか。彼は16歳で障害を負い、そこからすべて自分で克服してきた。最終的には障害を持つ仲間たちも自分で運転できるようなシステムまで開発し、そしてそれを実装化してきた。それくらいの人間なんですよ。それくらいガッツある人間をぜひここ世田谷から東京都議会に送っていただきたい。じんむら浩平、じんむら浩平にどうかあなたの1票をよろしくお願いいたします。






※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。








