デイリー新潮記事(2026年8月5日付)について / 2026年8月5日 れいわ新選組代表 山本ジョージ

本日(2026年8月5日)付けで、デイリー新潮に私自身の発言に関する記事が掲載されたことはご存じかと思います。本件について、以下の通り説明いたします。

記事の前提について

 デイリー新潮に掲載された記事は、7月14日に堀切念仁渋谷区議会議員他1名が離党届の提出のために議員室に来訪した時のものが中心です。経験豊富な政治歴を持つ彼らがどのような考えを持って離党するに至ったかを聞くことは、幹事長としての重要な職務でもあり、丁寧な意見交換を行うことで、今後の党運営について参考にしたいと考えました。

 そのため、互いに胸襟を開いて会話するなかで、党の改革に臨む私の思いを出しすぎてしまった面は否めません。当時、私は代表選挙に出馬することを決意する最終段階でしたが、多くの方の意見を聞いたうえで自分の考えを試行錯誤しながらまとめていく最中であり、固まっていない段階での表現が外に出たことは想定外です。党を前に進めるためのブレインストーミングの過程について、堀切議員が誤解をした可能性はあると思います。

 今後は、こうした認識の相違が生まれないよう、言葉の使い方に最大限の注意をしていきます。

堀切議員との関係について

 堀切議員とは以前から、改革の志を同じくする者として意見交換をしてきたことは事実です。れいわ新選組を変えていくために様々なプランを検討してきましたが、断罪に近い形で自分の意見を一方的に表明し、思い込みによる批判を受けたことについては、かつての同志として残念でなりません。

 堀切議員については、ベテラン議員として党を引っ張ってきた責任も負っていたわけですから、外から批判するのではなく、党に残って改革の知恵袋の役割を果たしてほしかったというのが正直なところです。

「他にはいない」「記者会見の仕切り」について

 堀切議員と話し合いを行ったのは、代表選に立候補する意思を固めた時期です。彼も含めて、選挙に出た経験を持つ人はすべて、「自分しかいない」という強い思いに駆り立てられて出馬するはずです。記事中の「他にいない」とは、その決意を表した言葉です。

 また、「高井氏の仕切り」「自分で仕切る」云々についてですが、最近のれいわ新選組の会見では、日本をどう変えていくかといった前向きの表明ではなく、党に向けられた疑惑をどのように払拭するかという、いわば後ろ向きの説明が多かったことを表現したものであり、高井幹事長個人への批判を意図したものではありません。

れいわローテーションについて

 これまでも何度か述べていますが、れいわローテーションについては、様々な方の意見を聞いて決めていきたいと考えています。この点、記事中の表現は、代表に権限が集中していて集権型の党運営になっていたことで、ともすれば山本太郎前代表に頼りすぎる傾向にあったことへの反省を、ローテーションを例として述べたものです。

 つまり、前代表個人を批判するというより、幹事長であった私自身を含めた執行部の自責の念を表した言葉です。代表選でも述べたように、今後はみんなで議論して決めるボトムアップ型の党を目指していきます。

がんサバイバーについて

 がんサバイバー云々については、会話の時にそのように感じていたことは事実で、そのことが出馬をためらうことにもなっていました。しかし同時に、代表選での街頭演説でも述べた通り、がんサバイバーだからこそ「何度でもやり直せる社会」を身をもって証明すべきとの思いもあり、最終的には後者による使命感を重視して立候補しました。がんの手前である山本太郎前代表が身を引き、その後任にがんサバイバーが選ばれたことについて、運命的なものも感じています。

「まともでない職員を退職させる」について

 主として党外から、党の運営について様々な批判が寄せられていることはご承知かと思います。これらの指摘が的を射るものかどうか、代表として予断なく検証していくこと自体は事実ですが、現段階では緒に就いたばかりであり、個々の事案についての言及は差し控えさせていただきます。

 なお、「国鉄清算事業団」については、改革を実行するうえで反発が強すぎる場合の思い切った方法について例えとして出しましたが、かえって真意がわかりにくくなったかもしれません。

 また、「派手な街宣チームからビールケース」については、これまでのれいわのやり方が政治への関心を集めたという意味で高く評価している一方、今の党勢を考えればある程度の見直しも現実的にはやむを得ないことを表現したものです。いずれにせよ、党を前に進める意思は変わりません。

他党との連携について

 西村さん、野田さんや福島さんとやり取りをしたのは事実です。ただし、例えば西村さんとは今国会で提出された再審法について話し合いましたし、野田さんとは超党派の包摂的就労促進議員連盟で出所者支援を含めた活動の必要性について合意しました。憲法集会やスパイ防止法反対集会をはじめ、福島さんと顔を合わせる機会も多くあります。政策毎に他の党の議員と連携が必要な場合があることは、他の議員ならともかく、区議会で経験豊富な堀切議員なら必ず理解してもらえると思っていましたが、私の言葉が足りなかったことを反省しております。

 「分党」「新党」云々については、党を改革するためには相当な覚悟が必要であり、その決意を表現する言葉として度が過ぎてしまったと反省しています。「国鉄清算事業団」についても、改革を実行するうえで反発が強すぎる場合の思い切った方法について例えとして出しましたが、かえって真意がわかりにくくなったかもしれません。

奥田議員・木村議員について

 堀切議員が私との会話を一方的に漏洩したことは非常に残念です。記事中に奥田議員・木村議員に関わる内容がありますが、私が言及することは堀切議員と同じ過ちを犯すことになりかねませんので、お答えを差し控えさせていただきます。