【文字起こし&動画】水道橋博士 次期参院選 れいわ公認候補予定者発表街宣 2022年5月26日 新宿駅西口前

山本太郎:
改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。普段はですね、こういった街頭宣伝、マイクを握って私たちが活動するときには一方的に私たちの演説を聞いていただくということではなくて、普段は皆さんから直接ご質問をいただく、そのやり取りをさせていただくスタイルで全国を回っているんですけれども。今日はですね、そのいつもの街宣スタイルではなくて、目的は6月22日から始まる参議院選挙で、れいわ新選組の看板を背負って立候補をしてくださる方のご紹介を今日はマスコミの方々向けにやろうと考えております。今日ここに、れいわ新選組代表山本太郎がマイクを握ってる理由は参議院選挙の私たちの新しい候補者を皆さんにご紹介するためにマイクを握らせていただいております。冒頭ですけども、いきなり紹介しちゃっていいですかね? ありがとうございます。れいわ新選組の看板を背負って参議院選挙に立候補してくださる方、この方です。よろしくお願いします。ありがとうございます。水道橋博士です。浅草キッドというグループ名でですね、活動されていて。あ、どうぞどうぞ。ありがとうございます。マイクこちらになります。ありがとうございます。じゃ、水道橋さんのほうから皆さんにご挨拶のほうよろしくお願い致します。

水道橋博士:
はい。ただ今、ご紹介に預かりました、たけし軍団、浅草キッドの水道橋博士です。先程、代表がおっしゃったようにですね、次期参議院選挙のほうで立候補予定者として名前を挙げていただきましたが、ここで、ま、出馬宣言でいいんですか? 

山本太郎:
はい。

水道橋博士:
はい。出馬宣言したいと思います。経緯についてはかなり様々なところで語っておりますが。松井一郎大阪市長にですね、2月13日に僕が上げたTwitterのですね、YouTube動画の紹介を指してですね、法的な手続きをしますということを言われ、そしてこのツイートにリツイートした方たちも同じですっていうことで。ま、これ延べ4000人に上(のぼ)る人たちがですね、訴訟しますっていう風に言われていました。そして2ヶ月もそのまま放置され、僕自身は不安に晒されましたし、非常に怒りが湧きました。そして4月15日に訴状が届き、名誉毀損、550万円を払えというような訴状内容でした。もちろん受けて立つっていうつもりで、米山(隆一)弁護士を付けてですね、応訴しました。5月30日に第一回の公判が開かれます。その前にですね、5月15日に山本代表が川崎の溝の口で遊説をされており、その場所へ僕自身、何の相談もしないで行き、そこで訴状を持って、れいわ新選組の中でこのスラップ裁判って言うんですが、完全な嫌がらせ裁判ですね。権力のある人が権力のない人、あるいはお金を持っている人がお金を持っていない人を訴えて、被告にしてですよ。被告にして、その人を苦しめる。まぁ、僕で言えばTVタレントですから面倒な人だと思われて、テレビやラジオのレギュラー番組の出演を止められる。あるいは出演候補者から止められるというような事態が続きました。

たとえ僕が裁判で勝っても、スラップ訴訟っていうのはもう10年来、大変な社会問題になっていますが。裁判の結果を伝えられる、裁判の結果は1日伝えられたらもうそれでおしまいです。誰が勝ちました、誰が負けました。そこで、まぁ世論の中で流れていきます。多くの人がスラップ裁判で傷ついたにも関わらず、まだ日本では反スラップ訴訟法っていうのが成立していません。それを政党として山本代表に作っていただく方向にしていただけませんか?っていうことを直訴しました。そこで代表がですね、「被告裁判の被告の当事者が、国会で、ご自身で立法されればどうですか? ご自身で法律を作ればどうですか?」って言われたのが5月15日です。そこからは今、約10日間くらいですか? 約10日間の間で家族を説得し、師匠であるビートたけしの元に挨拶に行き、了解を得て、こうして出馬っていうことを皆さんに宣言することができました。

必ずやですね、国会に行って。僕だけの問題ではないと思います。あなたもあなたたちもですね、いつ権力者、あるいはお金を持っている人に。本当に法を使って誰にでもできるんです、こんなことは。書類さえ書ければ誰かを被告にして、誰かの社会的な地位を奪い、誰かを仕事ができなくするようなことができる。それは法律を知っている人ができることなんです。裁判を続けるお金を持ってる人ができることです。そんな、そんなままでいいと思います? 僕は身を投げ出して裁判費用も家を売って作り、裁判費用だけじゃないです、選挙費用ですね。600万円供託金っていうのは、300万の場合もありますが、党のほうで出していただけるということで、れいわからこの出馬を決めました。

もうひとつあります。消費税について。かねがね僕の持論は、消費税はゼロでもいけると思っていました。何度もですね、藤井聡さん、内閣の参与です。第二次安倍政権の参与ですけれども、政策立案をされてた当事者です。消費税はゼロでもいけるというお話を四度に渡って対談してお聞きしました。そこで確信を持ってます。消費税はゼロでもいけます。国会議員、あるいは総理大臣などがですね、ゼロでもいけるんだっていうことを国民に問うて国民がその信を託せばゼロでいけます。一番皆さん、苦しんでいるのは消費税だと思います。必ずこの消費税ゼロでいけるっていうことを証明し理解を得ていく。そこはれいわの政策と全く元々が一致していました。それも、ここで出馬する、このれいわから出馬する最も大きな理由です。以上のような理由で僕は出馬に至りました。選挙区なのか、それとも比例区なのかは月曜日にお話をしました。代表から話していただきます。

山本太郎:
ありがとうございます。水道橋博士にはですね、全国比例で比例で戦っていくという話し合いになりました。れいわ新選組の看板を背負ってこの参議院選挙、水道橋博士は比例で戦います。

水道橋博士:
はい。そこにおいては選挙区でも良いし比例区でも良い、一任にするということを前もって言いましたけれども。様々な調査をしてですね、勘とかじゃないと思います。本当にこの選挙っていうのは戦(いくさ)です。本当に戦略的に練りに練って勝つチャンスがあるところに投入してもらう、僕自身は駒として投入してくださいっていうことを言いました。最も比例区が、たぶん票が出てくるだろうということをおっしゃってました。僕も票をいただくこと。僕は「僕1人で戦いたい」、従来は思っていましたが、選挙や国政は違います。本当に皆さんの思いを受けて、負託を受けて必ずや国会に行って、自分が立法するまで、そこまでやり遂げなかったら何の意味もないんです。ですから皆さんの力を貸していただきたいと思ってます。

山本太郎:
ありがとうございます。水道橋博士からですね、これまでの経緯、お話をいただきました。そして比例区から今回の選挙に挑戦予定だということが発表されました。ちょっと今からちょうど10日前ですね、私が川崎市内(溝の口駅)で街宣をやってるときに、たまたまというよりも普通にその街宣を見に来てくださって質問ないですか?って声に応えて手を挙げてくださったのが水道橋博士だったんです。

水道橋博士:
午前中はここにいましたからね。

山本太郎:
あ、そうなんですか? 

水道橋博士:
ええ、ここで維新が遊説をしていて。そこの松井一郎市長に「僕はジャーナリストになりました」っていう報道のタスキをつけて腕章をつけて直撃して行ったんです。

山本太郎:
なるほど。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
そもそもですね、松井市長から訴えられているのが水道橋博士なんです。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
で、訴えられた理由は何かっつったらネット上でリツイートした。

水道橋博士:
引用リツイートですね。

山本太郎:
引用リツイートしたことに対して訴えるっていう暴挙に出たわけです。維新の松井さんは。で、それによって550万円ですか? 

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
損害賠償を請求されるような裁判になってしまうと。

水道橋博士:
あの、皆さんにツイート見ていただければいいんですけれども。昨晩に訴状の中身ですね、だいたい500枚くらいあるんですけれども。前半のですね、8枚の部分をTwitterのほうに上げました。なぜかというと、どの点を訴状として僕に対して訴えているかっていうのを皆さんに知ってほしいからです。端的に言うと、東京スポーツの見出しみたいなものを、有名人が紹介したっていうことですね。

山本太郎:
引用リツイートされたっていうのはその程度の話だってことですね。

水道橋博士:
はい。そこの文言に対して以前に裁判で勝利したことに関して、闇と書いてあるんですけど、疑惑とかね。そういう風に指定してません。内容も、動画の内容ですね、松井市長が勝訴したっていうことを淡々と伝えてます。僕自身、そこに全く引っかかってなかったです。有名人やそういう政治家が誹謗中傷に晒されたり、以前にこんなことをやったんではないかっていうような文言が書かれるっていうのは、極々日常茶飯事だと思います。

山本太郎:
なるほど。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
今言われた一連のお話はですね、権力を持つ者が権力を持たない一般の市民の方々に対して、黙れというようなことを強制的に行えるスラップって呼ばれるようなものの一種であると。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
それに対して博士は私たちれいわ新選組にこの権力者が黙れという風にですね、無理やりできるようなこのスラップ裁判をなくすような、その法律を作ってくれないかってことを、川崎の街宣で私にお願いされたんです。で、私は、だったら当事者として国会に行って、その立法っていう部分に汗を流すのはどうか、要は立候補したらどうですか?ってことを持ちかけたんです。で、この10日の間にその話が進んで、今日皆さんの前で、全国比例で6月22日の参議院選挙に挑戦をするということを発表させていただく場になったと、そういうことでございます。で、ここからなんですけれども、記者の皆さんに、それぞれご質問いただこうかなと思うんですけどよろしいですか? 博士。

水道橋博士:
はい、どうぞ。

山本太郎:
ではご質問されたい方は手を挙げていただいて。で、媒体名などをお答えいただき、ご質問いただければと思います。挙手をお願いします。

記者:
フリーランスライターの畠山理仁です。よろしくお願いします。

水道橋博士:
よろしくお願いします。

記者:
水道橋博士さんは、れいわ新選組の政策の中で、これは一致できないんじゃないかと思っているような政策というのはございますでしょうか。教えてください。

水道橋博士:
政策、綱領全部に丁寧に目を通しているとは言い難いのですが、基本的な部分で人それぞれの意見っていうのは、個人で中では様々にあると思うんですね。ですから僕自身は党に所属して立候補する限りは、僕自身が違うと思っていることすらも寄せていきたいとは思っています。今、具体的に何かっていうのは、ここでは申し上げませんが。もちろん公示した後に一問一答あればそこでは必ず答えるように精査して読んで、この時点では。代表とすり合わせるっていうこともすると思います。その機会があると思います。今の段階だと疑問点というのは精査してないです。大きく言えば憲法に反対みたいなところは共通していると思います。憲法改正反対です。もちろん。

山本太郎:
ありがとうございます。ちょっといいですか。私たちれいわ新選組の基本的な政策になるものに関しては、例えば消費税廃止であるとか、例えば今の憲法改正の話ですね、これは改悪ですから許すことはできない。他にも原発、これは即時停止が必要。大型の地震がやってきますから。それに対して、グリーン・ニューディールという私たちのエネルギー転換の政策がありますから、そういったところに賛同していただける?

水道橋博士:
そうですね。

山本太郎:
無理がなければ問題はない?

水道橋博士:
いわば大きな政策においては本当に賛同してます。だから些末な部分でもしかしたら違うとこあるんじゃないかっていうのは、まだ精査できてない、ということですね。

記者:
もう一点、いいですか? 続けて。山本太郎代表は総理大臣を目指すとおっしゃってます。で、参議院議員の任期は6年です。博士が仮に参議院議員になって、その6年の間に山本太郎さんを総理大臣にする自信というのはございますでしょうか。

水道橋博士:
根本的にそこについては思いを馳せていません。なぜならばこの6年の間に現在の党勢等の勢いからいって、総理大臣を伺えるようなところではないであろうとも思っています。であるんですが、6年間あれば。僕はもう6年も最初はいらないっていう風にTwitterに書きましたけれども、スラップ法案通過、あるいは消費税ゼロ、どちらかができればその時点で辞めるっていうことを書いていましたが。いろいろな様々な人の意見を聞いて、その6年間の負託っていうのはそのような思いでやられては困るんだっていうことをお聞きして、それは訂正を打ちました。撤回して訂正してます。6年間負託を受けた皆さんの期待であるとか、なんとかとにかく弱い人ですね、弱い人、持たざる者の人たちへ向けた政策を国会議員ですから立法するっていうこと。立法してそれを野党で連合を組んでもいいです。一党だけでは本当にできないことだと思うので、様々な相談相手を増やして、必ずその法律を通していくっていうことをやりたいです。

で、もう1個言えば、僕は25年間にわたって毎日日記を書いています。ですからもう日報が25年間続いている。一度病気した間、一回、7ヶ月くらい止まったことありますが、それ以外は毎日起床から就寝までのことを書いています。国会議員になってもこれを続けます。ですから今もう改ざんであるとか、自衛隊の日報なんかがもう国民の目に触れないようにするっていうような、本当に民主主義を改悪していくようなシステムに対して抵抗しますし、そういうことに関して忖度をしないです、僕は。必ず書きます。僕と話したことを書きますし。ま、党利党略がある場合っていう、そのタイミングっていうのはものすごくそれは効くと思いますが、大半の話はすべて書いていくと思います。それが僕のスタイルです。

山本太郎:
ありがとうございます。国会の中で行われるようなこと、なかなか表面化しない、皆さんからは見えないわけですね。マスコミで流れる少しのことしか皆さま、恐らくご存じがない。けれども中では様々な動きがあって、そこには多くの皆さんへの裏切りも存在している。そういったことを中から知らせていくということの宣言だと思います。ありがとうございます。はい。

水道橋博士:
タレント議員っていう風に僕はすごく批判していたので。今までのタレント議員は票集めの所詮(客寄せ)パンダであるっていう風に僕自身が批判して、そこに歳費が支払われることに対する批判は何度も僕自身が書いています。でも僕は違うと言うのは、その人たちがじゃあ何を立法しましたか?っていうのを、具体的に皆さん見てください。議員の人たちが何を立法した、法律を作ったかっていうのは一目でわかります。僕自身がどうやってそれを作っていくかっていう過程も書きます。そういうことで実績を文字で把握して検証し、で、この人は本当に仕事してるかしてないかは判断していただきたいと思います。そこに批判があれば、もちろんその人と話し合います。だから閉ざすっていうことは僕はあり得ないです。

山本太郎:
ありがとうございます。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
では、次いかがでしょうか。

記者:
お疲れ様です。インターネット報道メディアIWJのハマモトといいます。よろしくお願いします。水道橋博士さんはこの度の参院選の出馬の目的として、先程も説明いただきましたけども、この世の中にスラップ訴訟の実態を伝え、広めること。また、もうひとつは日本でも反スラップ訴訟法を作ることとおっしゃっています。水道橋さんが当選された暁には、資金や権力を持った者が市民、市民団体、ジャーナリストなどによる批判や反対運動を封じ込める目的で訴訟を乱発し、言論の自由を侵害するスラップ訴訟を規制する法整備についてどのように進めていくのか、可能であれば具体的なビジョンなどをお聞かせ願いますでしょうか? 

水道橋博士:
公示後に僕自身が描いている法律を進める方法というのは文書で提出します。もちろん山本代表にその方法論については経験的なものが少ないので聞いていきます。国会に法律を出すために。あるいは党の勢い、まだ結果わからないので、そういうことも含めてですね。他の国会議員との連携を話し合いをしていきます。問いかけます。で、賛同を得て、多くの、まぁあれですね、与党そのものが僕はむしろ、そのスラップ出してるほうなんで、与党側は。たぶん賛同を得ないんではないか。まぁでも与党の中にも心ある議員の方がこれおかしいっていう風に思われる方もいるかもしれません。党議拘束を抜けてですね、そこも賛成して投票してくださる可能性もあると思います。左右どちらから見たってスラップ法案っていうのは賛成しやすい法案だと僕は思ってます。

山本太郎:
ありがとうございます。いいですか? 私もちょっと補足して。えっと今回の水道橋さんが私たちれいわ新選組から立候補する予定になったっていうことのきっかけは、すべては維新の松井一郎さんが水道橋博士さんのネット上での引用リツイートを、要はこれ訴えるという。損害賠償請求する。で、内容を見てみたら損害賠償請求されるようなものではないんですけれども。ある意味でこれ、権力側がお前黙れってことで潰しにくるやり方なんですね。これっていうのは皆さんにリスクがあるんです。誰しもがその立場に、水道橋さんのような立場に置かれる可能性があるってこと。そんな権力者やりたい放題でいいんですか? その賛同を拡げていくっていうのが一番だと思います。つまりは国会の中の硬直した状態を、まず参議院選挙で数を入れ替えていく。何よりもそのスラップ裁判というようなことで権力側のやりたい放題が許されていいのか?ということを、おひとりおひとりに考えていただくために全国を回りながら水道橋さんがお話をしていくことなんだろうと。その話が拡がっていきながら皆さんの中に、ヤバいよな、こんなこと、というような考えが共有された時にこの話は進んでいくんだろうと。何も国会内の力関係のみのことではない、私はそう考えています。まずは民意、そういうことだと思います。

水道橋博士:
現状はですね、そのスラップ裁判ってSLAPP。略語です。で、概念上はアメリカにあります。法律がどんどんと施行されたのは90年代からで、今、調べたら31州でしたね。30州、あと1地区。31州で採用されています。ですからどんどんとオーストラリアでも採用されて、どんどん世界でこの反スラップ法案っていうのは採用されています。日本で僕は拡がりにくいと思うのはその「スラップ」っていう言葉です。意味がわからないって方が多くいると思います。あと有権者の中の20代の方がその裁判にも接することもないし、とても危機感がないと思うんですね。そういう方々にどう拡げていくかっていうことも、その言葉の使い方を含めて話し合いながら、遊説しながら。あるいはもう空中戦ですね。YouTuberの方、ぜひですね、僕はYouTube、どんどん出ますから。特に20代のYouTubeで政治に興味があるっていう方は、どんどん僕をYouTubeに呼んでください。YouTuberで影響のある方。そこで僕は20代10代の方に分かるような話をしていきたいと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。他ございますでしょうか。マスコミの皆さん。れいわ新選組山本太郎と水道橋博士がマイクを握っております。

記者:
お世話になってます。スポーツ報知のオオタと申します。よろしくお願いします。

水道橋博士:
はい。よろしくお願いします。

記者:
えっと博士に質問で、一応、Twitterのほうでは初公判のほうに行かれるっていうことだったんですけれども、本当に行かれるっていう認識でよろしいんですか? 

水道橋博士:
5月30日に大阪地裁のほうに行きます。本来ならリモートで良いっていう裁判所のほうからでしたが。しかも第一回公判というのは顔は現さなくても良い、代理人で良いっていうのが裁判の通例だということも僕は訴えられて初めて知りました。ですから橋下徹さんをはじめ、松井一郎さん、吉村(洋文)さん、あの人たちがやっている裁判で裁判に顔出さないっていうことは多々ある実態がよくわかりました。訴えておけば代理人にやらせて弱い人をいじめ、そしてお金を取って和解するみたいなことが横行しています。維新の中で特に横行しています。それへの批判です。裁判に顔を出してそこで記者会見をやります。

記者:
ありがとうございます。

水道橋博士:
はい。

山本太郎:
他ございますでしょうか。マスコミの皆さんのほうから。

記者:
日刊ゲンダイのタカツキと申します。お願いします。反スラップ法案、訴えていくということなんですけれども。これ先程、言葉の使い方も含めて若い人にも浸透させていきたいという風なことですけど。具体的に言葉の使い方も含めてですね、どう反スラップについて訴えていくのかっていうことを改めてちょっとお伺いしたいのと、例えばYouTube、こういうチャンネルに出たいっていうのがもしあれば教えてください。

水道橋博士:
反スラップ法案を訴えるために手段を選ばないです。あるいは党のですね、交わりたくない人もいると思いますが、そういう垣根を越えます、僕は。それは全く政治の目的、数の目的ではないです。反スラップっていうのは党派を超えているものだと思っています。YouTubeにおいては影響力のあるものを選びます。出来れば100万人と。50万人でも十分ですが。50万人。僕は5万人くらいしかいませんから。登録者は。ぜひコラボしていいよっていうYouTuberの方、20代30代の方、ぜひぜひそれはもう僕に申し込んでいただければ、どんどんとやりたいと思います。そこに時間を割きたいと思ってます。その理由は、あなたもあなたたちも実は訴えられる可能性があるっていうことです。4000人の人が人質のように2ヶ月間、晒されました。あなたたちも訴えるっていうことを松井一郎氏はTwitterに書きました。4000人の人たちは本当に不安な日々を送ったと思います。なぜならば何百万(円)というような名誉毀損の訴状が突然送られてくるからです。このようなことは、法律を繰る側、お金を持って裁判を維持できる側は必ずできます。やろうと思えば必ずできるんです。それを阻止する、これはスラップ裁判だっていうことを認定し、そういうことができなくなる法律は必ず必要です。

山本太郎:

ありがとうございます。「スラップ」、これ非常に日本では馴染みのない言葉ですよね? 「スラップ裁判」。でも海外ではこういうスラップ、権力者が一般庶民を黙らせるための訴訟とかっていうものをブレーキかけるための法律が存在してるってことです。で、日本国内ではその言葉が知られていないだけですから。その言葉を拡めるという意味でも非常に水道橋博士の活動というのが重要になってくるんだろうと。だからスラップに置き換わる言葉というよりかは「スラップって知ってっか?」。つまりは権力者が弱い者いじめするためのそういう裁判があるのをご存じか?っていう風に、私が説明するのはそうなるんですけど。

水道橋博士:
えっと、これ言わせてください。

山本太郎:
これ、置き換わっていけば。

水道橋博士:
スラップはSLAPPの略なんで、その定義上、その英語の定義に縛られています。で、そのスラップ裁判っていう定義が日本ではないです。ですから、もうTwitter空間なので、博士がやってることはスラップとは言えないんじゃないかっていうような議論がされます。なぜなら僕のほうがフォロワーが多いとか、影響力、その声が伝達していくアナウンス能力が博士のほうがあるんじゃないかっていうような、そんな声もありますが。本当にこの議論は本当に僕はくだらないと思います。れいわ新選組で言えば、大石あきこさんが橋下徹さんに訴えられています。橋下徹さんは一市民です。大石あきこさんは衆議院議員です。じゃあスラップっていう定義には当てはまらないんです。でもそれっておかしいじゃないですか。橋下徹さんの影響力はどうですか? 橋下徹さん、一回の講演料200から300万(円)もらいますよ。その人がなぜこの裁判は。橋本さん、ものすごく裁判やってますよ。で、訴える側はテレビに出れて、訴えられた側は突然ですよ、突然、被告にされて、テレビ・ラジオなど出るのを自粛して欲しいっていうのが上層部から決められるんですよ。こんな不公平ありますか? 非常に橋下徹さんを含めてですね、維新がやってるやり方そのものに批判的です。ですから僕は言葉を変えれば「維新をぶっ壊す」、本当にそんな気持ちでやってます。

山本太郎:
はい。スラップという今のところの定義では当てはまらないものも、これ出てきてしまうから、そこをもっと広義な。

水道橋博士:
そうです。

山本太郎:
意味で捉えるような活動をしていきたいということだと思います。他、ございますか。れいわ新選組山本太郎、そして今日、れいわ新選組から立候補していただくこと、その予定となった水道橋博士と一緒に今、ここの場所に立っております。

記者:
すいません。デイリースポーツのスギタと申します。

水道橋博士:
はい。よろしくお願い致します。

記者:
博士さんにお伺いしたいんですけども、端的に言って勝算はありますか?という質問をぶつけたいんですけれども。

水道橋博士:
はい。勝算はあるか。戦う前から負けることを考えてるのがどこにいるんだっていうね、アントニオ猪木の言葉もありますが、出るからには勝つために出ます。勝算ありで。しかもその票をどこに掘り起こすかって、これは本当に多くの政治関係者が言う言葉ですが、公示の前に既に選挙が終わっているっていうね。支持率とそして多数の票を固めている政党はたくさんあります。ですから浮動票を巡ってですね、どれくらいの票を取れるんだという計算を多くの人がします。で、それはもう本当に政治の関係者の悪い癖だと思います。「絶対に勝てないよ」であるとか、「絶対にこの数字は揺るがない」っていうことを候補予定者にも言いますよ。わかってますか?っていうのを。本当に政治に慣れてる人たちの悪癖だと僕は思います。そうじゃないと思ってます、僕は。こっから浮動票ですね。普段、選挙に行かない人たちが行くような風を起こすし、本当に嵐になるような、虚しいと思われても絶対にやりますよ、それは。

山本太郎:
いいですか? すいません。えっと、選挙興味ないって人たちいっぱいあると思うんです。誰に入れていいかわからないって人たち、たくさんいると思うんですよ。でも、だってね、国会の中は2世とか3世とか、自分の家柄でずっと職業的に続けてきたファミリービジネスもあるわけでしょ? それどころか、もう政治家になりたいためにその活動をやられた方もいらっしゃいますけど。でも一方で水道橋さんの案件っていうのは、権力者側から非常に不条理な訴えで、ご自身の仕事がね、なくなっていったりとか、様々な迷惑かけられてるんです。先程から言ってる通り、権力者が弱い者に対して圧力をかけることが可能になっているのが今。それによって仕事を失うかもしれない。そういうようなことがあなたの身にも起こり得るってこと。つまり何かっつったら水道橋博士っていうのはあなたのことなんだってことですね。あなたの代わりに立候補をする人なんだってこと。誰に入れたらいいか分からない、興味ない、ではなくてこの不条理に対してあなたがその不条理を押し付けられる可能性があるってことを考えたらぜひ後押しして欲しいんですよね。

水道橋博士:
本当に僕もそう思っていて。あなたは僕の関係者なんですよ。皆さん、票を持ってる方、皆さんが僕の関係者です。なぜなら僕に起きたことはあなたにも起こります。権力はそういうもんです。僕はそんなことはしません。権力者じゃないからです。権力者はそういうことをやって人々に同じ方向を向かせますよ。歴史を見てください。ずっとそうなんですよ。そこに対して僕は立ち上がっている。ただ僕が立ち上がってるんじゃない。あなたのために立ち上がってる。僕はあなたたち。僕の関係者はあなたです。あなたは僕の関係者です。そうやって応援してください。

山本太郎:
考えていただきたいのが、芸能界でも知名度がある方なんですよ。で、東京にも家建てたくらいですよ。そういう方がわざわざこの松井さんから仕掛けられたね。不条理の裁判というものを受けて立つ、というよりも戦いを挑むということ自体がある意味、芸能界ではマイナスなんですよ。それだけでも仕事を外されていくから。その上にれいわ新選組から参議院選挙に出るという判断は逆に芸能界においての自分の立場っていうものに対してね、追い詰めることになるんです。ある意味で一個人としてこの不条理に対して戦うってことを決断した人って私これやっぱりみんなの力で見守っていただきたいと思うんすよね。で、背中押してあげていただきたいと思うんですよ。個人が巨大なものと戦うっていうのはもう底知れぬ恐怖はありますよ。だってみんなそんなことできないじゃないですか? 普通は。でもその決断をした人っていうことをやはり熱く見守っていただきたいし、熱く背中を押していただきたいと思います。すいません。余計なこと言って。

水道橋博士:
あの、ひとつ誤解があったんでTwitterなんかで聞かれてるんですけど。家を売ります、その理由に対して僕が選挙資金にするためにっていうことを書いていますが。それは家の事情的にはそれも大きな理由です。まとまったお金が必要であるから家を売ります。ただ家庭の中で子どもたち3人いますが、子どもたち3人に個室を与えるために家自体を売るっていうのは方針にありました。そのときに家を売ったときの大金が入りますからその代金をこちらの選挙戦に投下するっていう方針を持っています。それはなんか僕はそれはちょっと違うんじゃないのかっていうことをお言葉がありましたけど、そういう意味です。大きな要因です。

山本太郎:
はい。れいわ新選組の山本太郎がマイクを握り、私の隣りに立っているのは浅草キッド水道橋博士。今回の参議院選挙でれいわ新選組から全国比例で立候補予定者として今日発表しているところでございます。マスコミの皆さんにご質問いただいてるところですけど、他ございますか? 

記者:
すいません。毎日新聞のサノと申します。よろしくお願いします。水道橋博士さんにお伺いしたいんですが。先程ちょっと出てましたが、師匠のたけしさんとのやりとりをもうちょっと少し詳しく教えていただきたいのと、あと相棒である玉袋さんとは今般どういうやりとりがあったのかをちょっと教えていただけますでしょうか? 

水道橋博士:
はい。師匠のほうには数日前ちょっと今、特定できませんが、面会の約束を取って2年半ぶりですね、個室で面会しました。やりとりは僕のnoteっていうのに丁寧に正確に書いていますが。とにかく僕は松井一郎さんに訴えられているっていうこともご存じなくて話が最初は噛み合わなく、ある先輩芸人とのいざこざの関係で訴えられたのか?みたいな話になっていてアンジャッシュのコントのようなやりとりがありました。で、事情を説明し、僕のほうから、もし芸人として弟子として選挙に出ないほうが良いと師匠がおっしゃるんでしたら僕は出ません。僕は徒弟制度の中にいますから師匠がだめだというものはやらないです。でも師匠はそこに関して言えばそこは関係ないっていう、お前の好きにして欲しいっていうのと。あと東国原(英夫)さんの場合は芸名を返上して事務所も辞めて選挙に出ていますから、そのあたりを確認しました。そこにおいてはたけしさんとは事務所は別です。ですから枝豆社長にご報告しています。で、通名で選挙に出ても良いというか、そこは曖昧な感じですけどね。僕は言ってるけど。殿がそれを把握したかどう分かりません。水道橋博士の名前で出てよろしいでしょうかっていうことを言いました。で、それは勝手にしていいっていうことをおっしゃられ、そして一切の応援もしない。東国原さんの時もそうでした。マスコミが来ても関係ない、一切応援しないと俺は言うからっていう風におっしゃいました。最後に扉を閉めるときに「まぁ頑張れよ」っていう風に声を掛けてもらいました。AERAの記事で、その後ろ姿はがんばれよって言ってるように見えたっていう風に書かれているのは僕は新聞系の雑誌に関しては手を入れてはならないっていう暗黙の了解をやってるからそこを直さなかっただけで、記者の、ま、僕よ話を聞いた感想を書いてる、地続きの文章であって正確ではないと思います。あと相棒にはメールで知らせました。はい。返事はないです。はい。

山本太郎:
はい。水道橋博士、この6月の参議院選挙、全国比例で出馬予定ということですけれども、今日その発表をしております。マスコミの方、他いらっしゃいますか。ご質問ある方、手を挙げてください。大丈夫ですか? まだ一度も発言されてない方優先的ですけど大丈夫ですか? じゃ二度目の方どうぞ。

記者:
フリーランスライターの畠山理仁です。二度目ですがよろしくお願いします。スラップ訴訟のことについてもう少し詳しく伺いたいんですけれども。れいわ新選組、公党でありまして、批判的な立場で見てらっしゃる方もかなり多いと思います。そうした方々が明らかにこれは間違っているというような情報でれいわ新選組のことを攻撃というか、してきた場合に、党としてどのような対応をとられるか、その線引きをどう考えておられるかということを伺えればと思います。

山本太郎:
はい。ありがとうございます。まず警告が必要だと思います。事実と異なることを流布するというのはこれはある意味で名誉毀損ですから。そのために当然、一度は警告する必要があるだろうと。事実と異なることですと。それをもしも削除していただけない場合は別の手段を取る必要が出てくるかもしれません、とお考えくださいということを恐らくやりとりする必要があるんだろうと。いきなりはさすがにないですよね。選挙でもそうですね。選挙違反のときに、いきなり逮捕はないです。まず最初に警告です。その順序が守られていなければ、さすがにまずいだろうと。一方で権力側は事実と異なることが流布されてもこれはスルーするしかないっていうのもそれはおかしなことです。権力を持ってる者であったとしてもそれは確かに人間なわけだから、いきなりの訴訟ということはあり得ないわけですね。訴訟宣言であるとか、まずは警告ということでやりとりをするっていうのが順序ではないかと私自身は考えてます。

水道橋博士:
僕個人的に言うと人それぞれに触れられたくない過去があり、その過去を触れたときに松井一郎さんは端的に言えば1個の裁判に関しての自分が勝訴したところのなぜ訴えられたかっていうのを広く知らしめられたくないっていう気持ちがこの訴訟に繋がってると思いますが。本当に一言言いたいのは逆効果です。本来ならば誰にも知られないままであったものを、僕を訴えたことによって何十万人、何百万人の目に晒されてます。これ海外では「ストライサンド効果」と言います。バーバラ・ストライサンド、ストライサンド、(言い方)いろいろありますけど、バーブラとか言いますが。大変有名な女優さんです。彼女が自分の別荘を写真に撮られたことをGoogle的なところに対して訴えました。そこを晒されたくない、それが裁判が表面化したときに、本来なら20〜30人しか見てないものが何百万人の人が見ることになりました。松井一郎市長がやってることは同じことです。そんなことが目的じゃないんです、僕は。そこ以外のこと、訟訴されたこと以外の事象です。それまで僕なんかがまるで知らないことが書かれていました。権力を持つ人たちがどのような家に生まれて、どのような関係で育ち、どのような風にその属性に関しては語られていけないことはないです。語られるべきです。差別的な内容でなければ。当然、どういう風に育っていって。その中に裏口入学の噂もあります。そしてそれは週刊文春で書かれてますが、10年前に。そこを訴えていません。その話もおかしい話だと思っています。そこを訴えずに僕を訴えるのか? そしてYouTubeを作った本人を訴えずに僕を訴える。数々のやはりどう考えても普通の人が考えておかしなことをやっています。松井一郎市長は僕を訴えたことを本当に後悔するまで僕はやめません。和解しません。ただ本当に僕に対して謝ってくれて、世の中に対してこういうやり方はもうしませんって言ってくれたら矛を収めます。当然ながら最終的に殴り合いをしたり、その人を絶滅させたい、死滅させたい、根絶やししたい、そんなこと全く思いません。はい。

山本太郎:
ありがとうございます。水道橋博士、6月22日の参議院でれいわ新選組の看板で立候補予定です。比例区です。そのことを発表するために今日はマスコミの皆さんに対してこの場を設けております。マスコミの方もう大丈夫ですか? ご質問のほう、あれば手を挙げていただいて。

記者:
すいません。インターネット報道メディアIWJのハマモトです。博士は5月18日の阿佐ヶ谷ロフトAのイベントの質疑応答のときに女性の政治参加促進にはパワハラとかセクハラ問題を例に挙げて、民主国家の中の不公平な構造、で、加えてそれを政治が進めているっていうお話をされてて、そのことについてもう今、何かちょっとお話を。

水道橋博士:
あ、これはもう政策提言みたいな形で、ま、もちろんすり寄せるんですが。最初の出馬表明の文にも書いてますけれども。女性のですね、この議会における女性の数を同一にするっていうことに対して、具体的にプランを進めていくっていうことに関して、もし国会に入れば議連にも参加するし、もう具体的なその法案を出していきたいと思います。例えばこの供託金を女性のほうをより下げるっていうことなどはひとつじゃないでしょうか。600万かかるっていうことに対して躊躇する。まぁ男性か女性かっていえば女性のほうが躊躇しますよ。それに関しては女性なら50万でいいであるとか。ま、供託金そのものをなくしてもいいわけですよ。そういうような目に見える形をやるべきであるし。

とにかく本当に日本のその報道の姿勢自体は本当にどんどんと後退してるんですよ。マスコミの人は自分たちで恥ずかしいと思いません? それを。あの、報道姿勢に自由がないっていうことのランキング何位ですか? 69位? 71位? そんなランキングですよ。こんな先進国だといわれてるのに。それを本当にマスコミの中にいる人も、記者の人、一人ひとりも考えてくださいよ。僕のスラップ裁判が起きたときに報道してくれたのは赤旗と東京新聞だけですよ。その他の新聞は一切、テレビも無視しました。何故ですか? それって。みんながあれじゃないですか? 上の芸能界の偉い人、あるいはスポンサーの偉い人のお伺いしているだけで。本当にひどくないですか? 恥ずかしくないですか? 本当にマスコミにいる方に本当に目を見て訴えたいです。それ恥ずかしくないですか? 

山本太郎:
よろしいでしょうか? ありがとうございます。おそらく、その報道の現場にいらっしゃる方々はそれぞれが事実を伝えたいということで戦ってらっしゃるとは思います。でも実際は、実際にその報道の自由が認められるのはスポーツ新聞とフリーライターの間だけなのかなっていう感想を私自身は持ちます。ありがとうございます。他ございますか。水道橋博士に対してのご質問いただければ。メディアの方にマイクを譲っております。所属の媒体も教えてください。

記者:
Sirabeeのタカハシと申します。よろしくお願いします。山本代表にお伺いします。国政選挙、何度目かになると思います。で、今回の敵というか相手になる岸田政権でいうと、かなり高い支持率、今までの菅政権だったり安倍政権に比べると誇ってるんじゃないかと思います。で、代表が出られる東京選挙区も乙武さんが出たりとか、結構厳しい戦いになると思うんですが。一方で、今回、博士のような著名なお仲間が、仲間に入っての戦いになるっていうポジティブな側面もあると思います。この戦い、今回はどういう風に見てらっしゃいますか。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。記者の方からのご質問にお答えしたいと思います。非常に戦いにくい相手じゃないか? 岸田政権は、ということだと思います。確かにそうだと思います。支持率が非常に高い理由って何ですか? 特別皆さんが岸田さんに対して愛情を感じているとか、日本を大きく変えてくれたという気持ちを持ってるわけではないですよね、おそらく。何か具体的に言える人います? 安倍さんとか菅さんとか、ある意味で非常に癖の強かった人たち。例えば安倍さんであるならば108回以上、国会で虚偽答弁をしたりとか、自分の奥様のご友人、学校経営者に対して、皆さんの財産の国有財産、国有の土地をですね、タダ同然で差し上げたりとか、様々なこと、要は非常にクセの強い展開があったから拒否感も強かったり、支持率にそれがね、直結してしまったことはあると思うんです。でも、どちらかというと岸田さんは、いてるかいてないかわからないんですよ。存在感が薄いんです。で、勘違いしてもらったら困るところは存在感は薄いけど、皆さんへの愛情が深いわけじゃないんですよ。存在感と同等に皆さんへの愛情もむちゃくちゃ薄いんです。何かっつったら、今度補正予算というものが組まれますね。で、もう審議始まってます。補正予算って何かっつったら、1年間の予算を足りない部分を継ぎ足す行為なんです。

皆さんにお伺いしたいんですけど、その補正予算、今で十分か?ってことです。真水、国がお金を作り出して皆さんに使うお金は2.7~2.8兆円程度なんです。とてもじゃないけどそのお金じゃ無理なんです。どうしてかって? 今、外的要因、輸入物価、様々上がりきってるんですよ。これ、所得が少ない人にしてみれば、消費税が新たに3%増税されたのと同じインパクトがあるんですって。これ、みずほリサーチのデータですね。それを考えたとしたら、本当はもっと手厚くやらなきゃいけないんだけど、結局、薄情なんですよ。参議院選前をもっても、選挙対策としても本当は、ねえ、自分たちの票を集めようと思ったら、より皆さんにサービスするような場面であっても、ここまでケチるってことは、もう財務省に絶対頭上がらないタイプなんですね。軒並み皆、そうでしたけど。だから、存在感の薄さというものとイコールで、この国に生きる人々への愛情も薄いってことを、やっぱり多くの方々に感じていただきたい。

逆に言えば、これまで様々、自民党の30年間、日本が成長せずにみんなが衰退して、地盤沈下した、生活がね。所得の中央値108万円下がってますから。25年間の間に。これに繋がるような暴挙とも言えるような、例えば消費税増税。景気が悪いときに消費税増税したらより景気悪くなるの当たり前ですから。そんなことやる国、日本以外ないんです。他にも労働環境の破壊、より安い労働力を大量に生むために非正規拡大したりとか、派遣(法)を改悪したりとか。他にも日本の水道が民営化できるような様々な、要は皆さんの財産を切り売りしていく、海外のグローバル企業にも対して。こういうことを軒並み数十年間の間、一度も反対したことがないのが岸田さんなんです。ただ存在感がないから、これまでの罪は問われない状態。これ非常に危険なんです。なぜ危険か? この参議院選挙が終わった後に3年間、国政選挙が開かれないから。3年間開かれないってことは暴走されます。つまりは、これまでも自民党による、間、民主党あったけど、たった3年ですから、これ関係ないです、はっきり言って。この国がジャパン・アズ・ナンバーワンから転落国家に今あるところを、すべて作ったのはっきりいえば自民党ですよ。これに対して、その片棒を担いできた人間が今総理で支持率が高い。財務省には逆らえない。つまりみんなにお金出せない。これだけ物価が高騰してたとしても、そこに助けようとしないってことは、これを評価しなきゃダメなんです、本当は。ある意味で存在感ない分、そして支持率が高くなっちゃってる分、野党側としては戦いにくい相手だろうなと思います。でもそこを丁寧に説明していきながら、私たちの元々持っている30年のこの不景気を終わらせる、コロナ災害、そして戦争が起こってるっていう状態の経済的不安定を、国が大々的に、これは積極財政で救っていくという柱の部分と。もうひとつは、これまでは選挙に対してほとんど興味を持たなかったっていう人たちが、芸能界で安定している人がその道を切って、横に置いて、権力者から押し付けられたこの不条理に対して真っ向勝負、喧嘩しに行くんだ、国会にということに対しての、ある意味で、これまで一定被らなかったところがさらに拡がっていく、そんなイメージです。ありがとうございます。すいません。山本が喋り過ぎました。今日はですね、6月22日から始まる参議院選挙、そこにれいわ新選組の看板を背負って水道橋博士が立候補予定、比例で立候補予定、その会見を皆さんの前で今開いているところでございます。マスコミの方、他ございますか。手が挙がっております。

記者:
スポーツ報知と申します。お願いします。

水道橋博士:
はい。

記者:
お願いします。先ほど供託金のほうは、れいわが支給するってことだったんですけれども、その他の選挙費用についてはどうするかっていうことと。もう1点がその有楽町の演説のときに水道橋博士さんが入っていたと思うんですけど、連絡先としてTwitterのDMしか用いてなかったっていうところがあったんですけど、その連絡先の部分っていうのは今交換したとか、そういうものがあったのか教えてください。

水道橋博士:
連絡先に関して言えば、僕の見落としで申し訳ないことをしてました。っていうのはものすごく量が今来ていて、見落とす場合があります。で、あれは僕のミスだと自分で思ってます。で、僕はそれに対して、党に対して怒ってるっていうような報道はありましたけれど、全く怒ってません。誰にでもケアレスミスがあって、お互いにミスがあり。そしてそこから結果論で言えば、今、LINEグループを作って、こういう見落としがないような協力体制を作っています。もう1個、質問なんでしたっけ? はい?

あ、えっと供託金に関しても僕自身は、供託金も僕が借用書を書き、600万を借りるっていう話を当初、溝の口では言っていました。で、それは僕の生き方の美学においてですが。政党の場合、ま、他にも様々な要件はありますよ。お金を出しても出たいっていう方はいるし、今お金はあるから出たいっていうことはあって党に寄附する形でも出たいんだっていう方もいるから、すべての人にそれが言えるわけではないですが、僕自身が自己資金で用意できるものは600万円ないっていうことを言いました。で、それを出すっていうことは政党要件として党が政治を進めていくっていうのは当然のことだっていうような、文献を見せられて納得をしました。その後の政治資金に関して言えば未だに話していません。でも僕はそういうものがどれだけいるのかっていうものを、昨日、一昨日辺りに知っている段階なので、概算どれくらい選挙にお金が要るのかっていうことは、今の時点でも全くわからず。で、お家を売ってお金を作ってっていう部分の一部転用しようっていうのは、そのような話です。はい。

山本太郎:
ありがとうございます。ま、期間的にも短いですから、おそらく供託金で600万円、その他の活動として400万円プラスでいくか、いかないか。わかりません、これは。その展開の仕方、どれくらいの表現をしていくかってことでも左右されますけど、そういうことですね。600万円はもう既にうちから出すことは決まってます。400万円という部分、まぁ、その供託金以外にかかる費用に関しての話し合いは、これが終わった後、うちの事務方と直接することになっております。その予定です。そう聞いてます。

水道橋博士:
後援会を作るっていうこと自体も、僕はそんなことがあるっていうのも知らなくて。後援会がお金を出してくれるかどうかも。後援会ってそういうもんなんですか? ちょっとわかってないんです。

山本太郎:
まぁまぁ、資金管理していくっていう意味で応援してくれてる人たちが寄附してくれたものをプールできるような話ですよね。なので、そこがどこまでの勢いになるかってことは全くわかりません。だからそこが多く集まるような状態であるならば、その資金という部分は博士中心にやっていってもらうってことも考えられますが、スタート地点ではそれは見えないので。だから当然、こちら側で出していきながら、その後状況を見てっていう判断になっていくと思います。

水道橋博士:
芸人によるんですけど、芸人でお旦であるとかスポンサーが付く人はたくさんいます。それに関して言うと、僕は社長バラエティーもやってきたし政治家バラエティーもやってきたので、政治家や社長の知り合いいっぱいいますが、個人的に社長と接待接待され、みたいなことの飲み会を、ほぼ何回も複数回やりながらみたいなことは一切ないんです。僕はそういうことをしてこなかったので。ですから今からそういう後援組織を作るみたいなことでも、お願いにもちろん声を掛けていきますが、以前からそのような関係があるみたいなことは、僕一切ないですね。

山本太郎:
よろしいでしょうか。えっともう最後になりますけど、いかがでしょう。ちょっと、じゃ手短に、その4名。で、東スポさんは初めての発言なので短くなくてもいいです。あと3名でいいですか? 手挙げてください。じゃ、短めにお願いします。

記者:
こんにちは。クミチャンネルの小山と申します。

水道橋博士:
はい。よろしくお願いします。

記者:
はい。先日、有楽町でもお見かけ致しました。

水道橋博士:
どうも、ありがとうございます。

記者:
どうも、こんにちは。水道橋博士、私ですね、藤井聡さんと田原総一朗さんの3名で行われたシンポジウムに私、行ったんですね。銀座ブロッサムで行われました。大変知的な会でもう大満足だったんですけれども。藤井聡さんや田原総一朗さんからメッセージがあったら教えてくださいということですね。

水道橋博士:
僕でいいですか? 藤井先生、1週間くらい前ですかね、もう対談をしています。たぶん講演会などにもお声を掛けるのではないでしょうか? 藤井聡先生の政策論に非常に影響を受け、あと田原総一朗さんは、「田原総一朗の遺言」というDVDセットを10枚組、ほぼ1年半かけて、僕が中心になって作りました。田原総一朗さんに、もう毎日のように会い、もう顔もそっくりになるくらい昵懇(じっこん)になっています。ただ一緒に飲みに行ったことは一度もないです。ただ仕事場だけで会って、仕事場だけで意見を闘わせっていうような関係だと思います。僕はこう政界に出るっていうことに関して言えば、僕が言えば必ず推薦してくれると思ってます。

1個、ひとつ忘れた、言うこと忘れて。ちょっと話は違うんですが。裁判費用ですね。裁判費用に関してですね。スラップ裁判、皆さんマスコミの方がご存じかどうかわかりませんが、山崎雅弘さんっていう著述家の方がですね、竹田、何でしたっけ? 天皇の玄孫(やしゃご)の方ね。恒泰さん、竹田恒泰さんに訴えられた。これはまさにスラップ裁判でしたが。そのときに神戸(女学院)大学教授ですね、内田樹先生がですね、寄附を募りですね、スラップ裁判を戦い抜く費用を募ったところ、具体的な額を忘れましたが、かなりのウン百万円の額がですね、残った。これは勝訴しました。勝訴したことによって、それで支払額の分。あれは本当に酷くて、裁判費用2万円くらいですかね、結審したのが。たかが2万円をもらうためにどれくらいの月日が流れたかって、本当スラップ裁判の酷さなんですけど。で、内田樹先生のほうから、その明朗会計をしてますので、その残ったものを水道橋博士のスラップ裁判に対しての寄附をしたいという申し出がありました。今、この選挙費用とはまた完全な別物なので、別口座を作って明朗に会計してそのものを使用し、また僕自身がもし余ったらそれは基金にしてですね、スラップ裁判、あちらこちらで行われてます。誰がそれをスラップ裁判と認めるかっていうのは有識者、法律の詳しい方がするべきですが、僕ではないと思いますが。そういう風にこれは助けるべきスラップ裁判だっていったときに、そこに資金が回るような、そのような方法を具体的に考えてます。これ言い忘れてました。はい。

山本太郎:
はい。残りの方いらっしゃいましたか? あと2名くらいいらっしゃいましたが。東スポさんに渡してあげて。

聴衆:
大統領になれよ。

山本太郎:
はい? 大統領になれ? ありがとうございます。アメリカに渡るしかないですね、これは。ありがとうございます。

記者:
東京スポーツのコバヤシです。丁度ですね、博士やってる裏で永田町のほうで、猪瀬直樹元都知事が出馬会見されてるんですけど。博士、先日、猪瀬さんと対談した動画もYouTubeで流して拝見しましたけども。そういった方がですね、同じ参院選の比例に出るというところ。結局、維新からなんですけど。そこのところでコメントとか、何か受け止めあれば。

水道橋博士:
YouTubeで猪瀬直樹さんとの対談をしているのもぜひ観ていただきたいんですが。まぁその2ヶ月後くらいですかね。僕のnoteっていうところで日記を書いていますが、ブログに書いているんですが、猪瀬さん宅に遊びに行っています。食事会の流れで、サンデー毎日の記者、そして日刊ゲンダイの編集長とともに西麻布の猪瀬直樹邸に行ってですね、忌憚(きたん)のない意見を、怒鳴り合いみたいなことをしながら、一晩を過ごしています。猪瀬さんの著書を僕は全集レベルで、すべて読んでますが、非常に尊敬しているノンフィクションライターの1人です。ただし政治においての、もちろん東京副知事もやりましたし、都知事もやりましたけれども、そのことにおいて僕が評価をしているわけではなく、非常にそのことについても言いました。

で、一番大きな点は、維新という政治団体が対外的には若返りを見せるために執行部を30代40代の若い人たちに政調会長、幹事長などなりました。若返りを進めています、もう新世代ですって言ってますが、本当にどうですか? いざ参議院選挙になったら75歳の猪瀬さんを引っ張り出す、中条きよしさんおいくつですか。76歳でしょ? 本当に僕は中条きよしさんの立候補が維新だったときに本当に納得ができました。Founder(創始者)である橋下徹さんが、府知事に立候補するときに、最後まで2万%出ないっていう嘘を言い続け、嘘から始まった政党です、あそこは。中条きよしさんも嘘で始まってます。本当に嘘つきの政党だなって本当に思いましたね。猪瀬直樹さんに関して言えば75歳でやるっていうことに関して、僕は本当に政策執行能力っていうか政策を頭の中に描ける能力がものすごく高い人だと思います。大阪市の参与をずっと長くやっていました。そのことにおいても維新に対して金銭的な援助を受けていたと僕は思います。そういう意味でどこまでその政治に反映したことに関しても、政策レベルで調べたいし、竹中(平蔵)さんがどこまで維新に対して、政策レベルで指示し、それをお金がどこまでリターンしてるのか、バックしているのか、そういうことまで調べたいです。そういうのは非常に僕からすると徳洲会から5000万円もらってですよ、それで政治家を辞めたわけです。そういう意味だと、そういうお金の流れを綺麗に。あれほどの知名度のある人ですから、選挙運動なんかなくてもいいじゃないですか。そう思いません? それでも、じゃあなぜ出るのかっていうのを明瞭な会計をして、お金のために出るんじゃない、そういうことを明確にして欲しいし。あ、維新さん若返りどこいきました? 嘘じゃないですか?って言いたいです。

山本太郎:
ありがとうございます。東スポさん、明日は表紙ですかね? ありがとうございます。はい。続いての方、もう終わりの方に近づいておりましたが。水道橋博士がれいわ新選組の看板を背負って、今回の参議院選に立候補予定でございます。比例で勝負ということでございます。マスコミの方どうぞ。

記者:
すいません。毎日新聞のサノです。すいません。今回、れいわから出るということで野党ということになるんですけど。先程、消費税とスラップ訴訟についてのお話をお伺いしたんですけど、現在の岸田政権について問題点、何かこう思うところあればお伺いしたいんですけど。

水道橋博士:
僕自身が岸田政権が進めている外交であるとか、ウクライナ問題なんかに言及することはほぼないんではないかと自分の中で思います。それは芸人で半径10mくらいのことに関する疑問を僕は常に思っているわけで。ウクライナ問題なんかに大阪の番組で芸人のほんこんさんが語っているのを見るたびに「何を言ってるんだ」と僕は常に思いますね。何がそこでその問題に届くのかっていうようなことを関して言えば。もちろん、あれですよ、代表なんかは政党の代表ですからそこに言及していかなきゃいけないと思いますが。僕自身はそういうことで言うと、まぁ政府のやり方で言えば、あとはインボイス制度反対してます。それも大きく掲げると思います。コロナ禍のですね、この表現者ですね、多くの僕の仲間たち、あと音楽家たちが本当に厳しい状況の中で、まず切り捨てられる。まず必要とされないわけです。アーティスト、表現者は。そこに対する補助金、持続的な補助金を。コロナ、第何波が来るかわかりません。その制度を立法をしたいということをお伝えしてありますね。それもやりたいです。

山本太郎:
よろしいでしょうか。あ、どうぞ。

記者:
フリーランスライターの畠山理仁です。短く。記者会見って屋根のあるところでやるのが、割と一般的だと思うんですけれども、今日、この屋外、炎天下でやるということになったのは、これは水道橋博士さんの希望なんでしょうか。それとも党のほうで、ここの路上でやるという路上へのこだわりみたいなのがあったら教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。こちらからお願いしました。話簡単で。ごめんなさいね。衆議院会館も参議院会館も空きがないんです。で、狭いとこだったら空いてるんです。やっぱりコロナ禍でヤバいじゃないですか。それを考えたときに、だったらその周辺の施設もいろいろ探りました、ホールとか。でもそこら辺にもちょうどいいところがなかったってことですね。であるならば私たち、常に路上なので路上でやらせていただこうと。記者の皆さんにはね、申し訳ないんですけれども、足を運んでいただいたということは。けれどもね、こういう天気の良い中でいろんなコミュニケーションができたらいいんじゃないかと。そればかりでなく、今日は事前にお知らせしてませんけど、たまたま新宿をご通行中の皆さんにも、こういうようなね、本当は国会の中でこういうことをやってんだけど、今日は表出てきたよってことをちょっと目撃していただくのもいいかなと、そういう判断でございます。

水道橋博士:
ね、路上。『路上』にてですか? (ジャック・)ケルアックなんかの本もありますけど。いいじゃないですか。ビート族で。本当にこうやって路上で、自分の声を訴えていくみたいな、市民運動っていうのは僕は大好きですね。密室で、市民が参加できないところで語り合うんではなくて。誰がどういう風に入っていってもよし、どこからでも質問してください。路上から始めるって。僕はたまたまですよ。今日ここで初めてここが記者会見だっていうのを知ったっていうか理解できたのもさっきくらいですから。僕、もう新宿の西口のどこかの会議室だと思ってましたので。はい。

山本太郎:
ありがとうございます。ではですね、最後に、水道橋博士さんに今回の選挙、この参議院選挙、比例区でれいわ新選組の看板を背負って戦っていく予定ですけれども、意気込みのほうを。

水道橋博士:
6月22日から7月10日というですね、ものすごく短い期間の選挙、そしてその準備に対してですね、これだけ何も決めてないままに飛び込んだっていうのは非常に例外的な、選挙に対する候補希望者、候補予定者ではありますが。出るからにはですね、本当に皆さんにね、負け戦ではないですが、票読みをですね、既にされてるような形で激励をされます。特にマスコミの方に。もう既に公示のときには選挙終わってると言われます。それに対して大いに疑問があります。ここから立ち上げて、風が立ち上がっていく、徐々に拡がっていく、若い人にもこの選挙である政治である、その気持ちが伝わっていくっていうところを本当に、一芸人の気概として見せたいのでマスコミの皆さんは、あとYouTubeをやってる方、様々な形でインフルエンスできる方、拡げていってですね、必ずね、番狂わせ、その番狂わせっていうのはあれですよ、最初っから決まっている、その政党の決めた投票じゃないものを絶対に出しましょうよ、結果を。それが僕からのメッセージです。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。ま、マスコミのね、議席の読みとかっていうのは当てになりません。衆議院選挙のときに私たち予測されてた議席はですね、最初0から1って言われてました。で、結果、3議席得たんですけど。で、そんな予測一切できないんですよ。で、雑なとこはどうやったかっつったら0から5みたいなことね。0から5議席みたいな、それもほとんどなんも言うてないのと一緒やんって話なんですけど、その程度の話です。50%の人たちが票を捨ててるこの国の中で実際に私たちのような、ある意味で新参者といいますか、蓋を開けてみるまでわからないんですよ。完全に全国で組織化されてるような者たちじゃないので。そういった意味で蓋を開けてみるまでわからないという戦いに対して、このギリギリで水道橋博士が挑戦を決めてくれたってことです。

水道橋博士、芸能人だったでしょ?みたいな話もあるかもしれないけど、私は大きな権力から不条理を押し付けられた、お前訴えてやる、俺たちに不都合なこと言うんだったらお前訴えてやるからなって、550万円の損害賠償請求されるような裁判に巻き込まれてます。これってネットに関わっている皆さんに関係することなんですよ。あなたが次に被害者になる可能性がある。水道橋さんはそれをスルーすることだってできたはずですよ、本当は。でも戦うことを決めたんですよ。そんな不条理を押し付けてくる権力者たちと。で、裁判でも戦うけど実際に国会の中でも戦ってやると。自分みたいな思いが、自分みたいな思いになるような不条理を止めるために、このスラップ裁判を止めるための立法をしたいっていう考えですね。あなたの代わりに、みんなの代わりに戦うことを決めたというこの一個人、水道橋博士の心意気をぜひ感じていただきたい。そしてご注目をいただきたい。そして背中を押していただきたい。そういう思いで今日はこの場に立たせていただきました。れいわ新選組から比例区で今年の参議院選挙、6月22日スタートです。水道橋博士がれいわから比例区の候補予定者として皆さんにご紹介させていくという会を閉じさせていただきます。ありがとうございました。

水道橋博士:
ありがとうございました。

SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!